[追記 2014 12/28]この記事の内容は古くなっています。C87以降はこちらの記事を参考にして下さい。
世界最大規模の同人誌即売会、それがコミックマーケットです。
うだるような暑さの真夏でも開催され、参加者はお目当ての同人誌に向かって、炎天下の中を行進します。「夏コミ」こと今回の「C84」は、8月10日~12日に開催となっています。
そんなコミケにおける、目下最大の敵は「荷物の重さ」ではないでしょうか。
地図をスマホに入れよう
コミックマーケットにおいて必須とも言える「地図」の役割を果たすのが「コミケカタログ」です。まるでタウンページの厚さを思わせるカタログは、近年軽くなりつつあるとはいえ、それでも重量1.3kg程度と言われており、Macbook Air 13ぐらいの重さを抱えて、厳しい気温と環境のもと、行進することになります。
そんなカタログを軽く携行する方法として、カタログを、あなたのスマートフォンにインストールしてしまうという方法があります。
コミケカタログは、雑誌形式の他に、「カタロム」と呼ばれる、DVD-ROM版が存在しています。
このデータは、本来PC上で利用するためのもの。とはいえノートPCで閲覧するというのも、少々重たくて、大振りです。
なので、これを手持ちのスマートフォンやタブレットに入れて持ち運べばいい、というわけです。そのためのアプリケーションがいくつも存在しています。
スマホにインストールするには
対応の幅は実に広く、Android, iOS, PSPなどに対応したカタログ閲覧ソフトが多く存在しています。(最近ではさすがにZaurus, Windows Mobileを見かけなくなってきました)
いずれのアプリケーションでも、カタログデータの転送が別途必要です。「カタロム」のディスクに「DATAxx」「DATAxxA」「DATAxxN」(xxは、C84なら84。『DATA84A』などというフォルダ名になる)というデータがあるので、それらをスマホに転送し、アプリ側から読み込ませる作業が必要です。各アプリの指示に従って下さい。
AndroidならmicroSDカードまたは内蔵ストレージの指定された階層にファイルを送り込めばいいだけです。内蔵ストレージに置かないとアプリ側から読み込めない場合もあるようです。
iOS用のアプリ(「ComicTribes」「ComiMap」)の場合は、PCでiTunesを経由してデータを送り込む必要があります。多くの場合はiTunesを起動→デバイス選択→Appタブ→ファイル共有→Appからアプリを選択し、指定されたデータをアプリに転送する必要があります。
サークルに色をつけたら、マップ上に色が表示される
多くのアプリでは、サークルカットをチェックしていって、重要度によって異なる色を付けていきます。
たとえば赤色でチェックしたサークルは、マップ上でも赤色で表示され、サークルの位置を確認できるというわけです。
このようなアプリはいくつもあります。各アプリによって閲覧性、操作性、機能は様々です。自分に合ったアプリを見つけられれば、あなたのコミケライフが、より快適になるかもしれません。
以下、実機(iPhone5, XPERIA Z, GALAXY S4等)で動作を確認し、使いやすいと思ったアプリへのリンクを並べておきます。
おまけ
Androidアプリ「コミマップ」なら、カタログデータ不要で、簡単な購入チェックリストとしてすぐに使えますよ。ToDoアプリのような使い勝手がGoodです。