シャープは Mebius のブランドを冠したWindowsタブレット「Mebius Pad」を発表しました。10.1インチ、解像度 2560*1600 のIGZO液晶ディスプレイを搭載し、約595 gと軽量ながらも15.5時間のバッテリー持続時間と、防水防塵の対応をアピールしています。
「TA-A10L-B」と「TA-H10L-B」のふたつのモデルが用意され「TA-A10L-B」は Office Home and Business 2013パックを搭載。一方の「TA-H10L-B」には Office が付属しないものの、OSが Windows 8.1 Pro となっています。
主な仕様は以下の通りです。
OS | Windows 8.1 (Proもあり) |
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ディスプレイ | 10.1 インチ IGZO液晶ディスプレイ 解像度 2560 * 1600 |
CPU | インテル Atom プロセッサ Z3770 |
RAM | 4GB |
補助記憶装置 | 64GB(eMMC) |
カメラ | 背面: 800万画素 正面: 200万画素 |
Wi-Fi | IEEE 802.11 a / b / g / n |
LTE | モデム内蔵 |
バッテリー | 15.5 時間 |
重量 | 595 g |
サイズ | 265 * 171 * 9.6 |
備考 | 防水・防塵 |
今回は同社のタブレットブランドである「GALAPAGOS」ではなく、パソコンのブランドで利用されていた「Mebius」のブランドを冠しています。
Mebius と言えば「ムラマサ」「Transmeta のCPU」「AMDのCPU」「タッチパッドに液晶」など……不思議なイメージが強く、筆者の中では「キワモノ」であり「キレ味」のあるブランドでした。
(efficeon を搭載したムラマサ(記憶が正しければPC-MM2シリーズ)を使ったことがありましたが、ギミックが面白いノートパソコンだった記憶があります。クレードルにドッキングするのも当時の私には新鮮でした)
本モデルも別売りながら充電クレードルがあり、装着することでUSBを2系統,HDMI,LANコネクタの増設が可能です。強烈なインパクトはないものの、どことない「Mebius感」は漂っていますね。
市場の動向もあり、似たような機能・デザインの製品が多くなってきている中「目の付け所がシャープ」「目指してる、未来がちがう。」シャープには、是非ともおもしろい端末を投入してほしいですね。
(個人的には Core系のCPUを搭載しsurfaceとタイマンを張ることができるような端末が出てくれるとおもしろいなと思います)
気になる価格はオープン価格。発売日は2014年の1月31日です。
情報元: Windows® 8.1搭載 10.1型タブレットコンピューター「Mebius Pad」を発売 | ニュースリリース:シャープ