日本ではモバイル向けインスタントメッセンジャーは LINE 一色の様相を見せていますが、そのバランスも徐々に崩れるかもしれません。
楽天はモバイル向けインスタントメッセンジャーで3位のシェアを持つ Viber(バイパー)の買収を明らかにしました。発行済みの株式を100%取得し完全子会社化、総額9億ドルの出資となります。
最速成長を遂げるメッセージングアプリのひとつとし完成度の高いコミュニケーションプラットフォームとしての強みを生かし、楽天エコシステムとのシナジー効果(相乗効果)を狙います。
まさかの買収劇となりましたが、今後利用者にとってどのようなメリットが生まれるかは不明。ただし、激戦に終止符が打たれたかと思われていたインスタントメッセンジャーに、新たな風が吹くことは間違いなさそうです。
情報元: 楽天グローバル戦略(PDF)