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北朝鮮の国連大使が「iPhoneユーザー」であることが判明

 今月28日、スイスのジュネーブで開かれていた国連人権理事会は、日本とEUが提案した、拉致事件や人権侵害を非難する対北朝鮮決議を、賛成多数で採択しました。

 朝日新聞が報じたところによれば、北朝鮮の徐世平国連大使は、反対票を投じた国の代表への挨拶回りの際、おもむろにスマートフォンiPhoneを取り出し、操作する様子が周囲の各国代表の目を引いていたそうです。

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(画像引用元:朝日新聞DIGITAL

 言うまでもなく、iPhoneは米国企業であるApple社のスマートフォンです。当のアメリカ政府はホワイトハウス内で利用する端末の候補として、BlackBerryだけでなく韓国メーカー製品も検討していたり、米NSAの盗聴を恐れたロシア政府閣僚がApple製品からSAMSUNG製品に乗り換えるなどの動きが出ていました。

 北朝鮮製のIT製品としては、「Arirang(アリラン) AS1201」と呼ばれる同国初の国産スマートフォンも存在しているため、北朝鮮代表がiPhoneを利用していたのは少々意外なところです。多くの国で通信するとなれば、やはり汎用性のある大衆機、特に世界各国のバンドに対応したiPhoneを用いたほうが、利便性が高いのかもしれませんね。

 北朝鮮本国において携帯電話は、富裕層や特権階級のみが利用しており、一般庶民はなかなか手の届くものではありません。北朝鮮の最高指導者である金正恩第一書記は、HTC製のスマートフォンiMacなどを愛用していることが確認されています。

情報元:朝日新聞

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