海外メディア「ウォール・ストリート・ジャーナル」が、政府関係者筋をソースに報じたところによると、ホワイトハウスはSAMSUNG製とLG製といった韓国メーカーの端末を、内部利用に向けてテストしているそうです。
テストは、オバマ大統領の通信を管轄するホワイトハウスの技術チームと通信局によって実施されており、現在その初期段階にあるとのこと。もし乗り換えるとすれば数カ月後となる見通し。まだ可能性を探っている段階と言えそうです。
SAMSUNGとLGの広報部は、テスト自体については関知をしていないと回答したものの、政府機関が同社製品への関心を抱いていることについてはSAMSUNG広報部は肯定しました。
また、現在オバマ大統領の愛機を製造しているBlackBerry社の広報は、「BlackBerryは、合衆国および同盟国の政府が要求する高いセキュリティを担保できるよう製造されている、唯一のデバイスである」と回答しました。
ホワイトハウスがテスト中のSAMSUNGやLGの端末がどのようなOSとセキュリティを備えているのか、詳細は不明ですが、政府機関や法人のニーズは、BlackBerryの最後の砦だけに、同社としては守りぬきたいところでしょう。オバマ大統領の次の「機種変更」に注目です。