中国の新興メーカーOnePlusが、中国にてファーストモデルとなるOnePlus Oneを発表しました。同社は、同じく中国の新興メーカーとして勢いのあるOPPOでバイスプレジデントだった、Pete Lau氏が立ち上げた会社となります。
OnePlus Oneは、5.5インチFHD液晶、3GBメモリ、Snapdragon 801など、大手メーカーのフラッグシップ並の性能を備えながらも、$299(=3万円程度、64GBモデルは$349)という驚くべき低価格を実現している点が特徴です。XPERIA Z2やGALAXY S5を買うお金があったら、OnePlus Oneを2台買ってもお釣りが来ます。「2014 FLAGSHIP KILLER」と公式サイトで大々的に打ち出していますが、その自称に恥じないスペックと価格です。
OS | CyanogenMod 11S (Android 4.4 KitKat) |
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CPU | Qualcomm Snapdragon 801 MSM8974AC クアッドコア 2.5GHz |
メモリ | 3GB |
ストレージ | Silk White:16GB, Sandstone Black:64GB |
ディスプレイ | 5.5インチFHD(1920×1080) IPS液晶, Gorilla Glass 3 |
カメラ | 1300万画素, Exmor RS IMX214, F値2.0, Image Stabilization Plus (インカメラ: 500万画素) |
バッテリー | 3100 mAh |
寸法 | 152.9×75.9×8.9 mm |
重量 | 162g |
その他 | micro SIM |
実際問題、先行している大手メーカーの強みとしてはソフトウェアの作り込みがあると思いますが、OnePlus OneはカスタムROMで名高いCyanogenModと共同で、CyanogenMod 11sを開発して搭載することで、後発ながらも比較的安価に、独自性も操作性も兼ね備えたソフトウェアを実現しています。デザインもシンプルながら、狭額縁仕様やアルミフレーム、ラウンドデザインで高級感があります。
実際のところ、Pocketnowやengadget、THE VERGEなど海外の大手ブログメディアがこぞって取り上げて話題となっており、かなり注目の集まっているモデルです。2014年4月~6月に、北米、欧州、香港などで発売される見通しです。