NokiaのスマートフォンLumiaシリーズは、そのカラフルなデザインと高画質な写真が撮れる「Pure View」カメラで知られていました。
しかしLumiaシリーズの開発者として、「Pure VIew」カメラに携わってきた熟練者Ari Partinen氏が、Nokiaを辞めてAppleに転職することが、自身のTwitter上のツイートから判明しました。
Today will be my last day working for the amazing #Lumia family. In June I will start a new chapter in Cupertino, California. Much love!
— Ari Partinen (@Partinen) 2014, 5月 9
「Pure View」は、Nokiaのカメラ技術の総称です。画質や暗所撮影、手ブレ補正に優れています。実際にLumiaシリーズのカメラは、非常に高い評価を獲得しています。
Nokiaのスマートフォン関連事業を買収完了したMicrosoftとしては、カメラのエキスパートである同氏を失ったことは大きな痛手であるとともに、Appleにとってはチャンスに違いありません。Appleは、iPhone 6に電子式手ブレ補正を採用し、薄型化とカメラの強化を両立すると伝えられています。今回の転職がどのように影響するのか楽しみにしておきたいところです。
情報元:Twitter 経由:Cult of Mac