Nokia元CEOのStephen Elop氏は、近い将来、スマートフォンのブランドとしてのNokiaは消滅すると述べました。今後、徐々にフェードアウトし、別の新ブランドへの移行が進むものと考えられています。
既に買収されたNokiaのモバイル事業はMicrosoft Mobileとして改名済みですが、このMicrosoft Mobileはあくまで社の正式な名称に過ぎず、ユーザーの目に触れるブランドにはならないようです。消費者に比較的馴染みの深いブランドとしては、SurfaceやXboxなどに因んだ名前が付けられていく可能性もあります。
Microsoftは昨年、Nokiaのモバイル事業に関する販売・設計・サポート・マーケティングなどに関する各種部門を買収しており、施設や人員も先月までに移行済み。ただし、インフラやマッピングサービスは買収されてはおらず、これに関してはNokiaの名称のまま、細々と残ることになるでしょう。
Nokiaというブランドやロゴに愛着を持っているユーザーも世界には多いと思います。より魅力ある新しいブランドを、Microsoftには築いていってもらいたいものです。