iOS版で人気の音楽アプリ「UBiO」のAndroid版がリリースされました。他の音楽アプリにはない面白い機能があるので紹介します。
操作性
機能や操作性はシンプルで、誰でも使いやすいと思います。標準音楽アプリからの乗り換えで操作方法がわからないといった心配はしなくても良さそうです。
音質調整は「2D Pad」で行います。イコライザーは難しそうに思っている方も多いと思いますが、「2D Pad」は簡単かつ直感的に操作できます。
適当に動かして好みの音を探してみるなんて使い方もありだと思います。公式サイトで疑似体験ができます。購入前に試してみるといいでしょう。
イヤホンチューニング
UBiOは使っているイヤホンを選ぶことで、さらに高音質になります。これは、イヤホンの特性に合わせたチューニングをしてくれるからです。サウンドエンジニアが厳正なチューニングを行ったパラメータが、450種類も用意されています。ちなみに、筆者が使用しているイヤホンはすべてリストに含まれていました。公式サイトに掲載されているリストを見るとわかるように、現時点でかなりの数のイヤホンに対応しています。イヤホンだけでなく、ヘッドホンやBluetooth機のパラメータまであります。イヤホンの選択方法が少しわかりにくかったので、載せておきます。
①再生画面からイコライザーの画面へ(囲まれている部分をタップ)
②Select Brandでメーカー、Select Modelでモデルを選択
筆者は、SHUREのSE535LTD-Jを使用しているので、以下のようになります。以上で、使用しているイヤホンに合わせたチューニングが完了です。
アプリで音が変わるって面白いですよね。安価なイヤホンでも音質の向上が期待できるようです。
今後に期待できる秀逸な音楽アプリ
冒頭で機能や操作性がシンプルだと述べましたが、それは逆に言うとカスタマイズ性に乏しいということです。実際、筆者が最近まで使用していたPowerampのほうが高機能であり、ビジュアルのカスタマイズなどもできます。UBiOが機能不足ということではありませんが、高機能とは言えないのが現状です。しかし、2D Padやイヤホンチューニングのような機能は、他の音楽アプリにはない強みです。特に2D Padは、手軽に好みの音質に変化させることができ、音楽の面白さを再認識させてくれました。