NOTTVを運営する株式会社mmbiは、NOTTVに無料チャンネルを追加することを明らかにしました。
NOTTVは、従来400円(税別)の有料3チャンネルのみが提供されていましたが、7月1日よりチャンネル構成が見直され、有料2チャンネル・無料2チャンネルの計4チャンネル構成にシフトすることになります。
こうした方針転換は、2015年から新規の事業者が参入することを受けてのもの。そもそもNOTTVは、テレビ放送の地上デジタル化によって空いた「V-High放送(モバキャス)」の周波数帯を利用しています。国を挙げて「地デジ化」を進めてきたのに、空いた周波数帯をNTT docomoの子会社しか使わず、誰も観ないのでは、もったいない話です。
2015年1月以降、スカパー・エンターテイメント、フジテレビ、アニマックスブロードキャストジャパン、AXNジャパンの計5社が参入、計6番組が開始予定です。どれも衛星放送を手がけており、これまでよりも良質な番組が提供されることで、電波の有効活用が期待されます。7月1日からは、NTT docomoから販売されているNOTTV対応スマートフォンなら、契約なしでも無料チャンネルを視聴できるため、「ドコモのスマホを買ったはいいがNOTTVに飽きてしまったorそもそも起動していない」というユーザーは、改めてNOTTVを見直してみるいい機会かもしれません。