続々登場!! Android Wear 搭載スマートウォッチをまとめてみた

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Photo Credit The VERGE

 2013年はスマートウォッチ元年とまで言われましたが、今ひとつパッとする製品が出ないままでした。しかし、2014年も半ばを過ぎた今になって、各社が次々にスマートウォッチを発表・発売しています。どこまで普及するかはまだ未知数ですが、これまで種類が少なく使い勝手も今ひとつのものが多かったスマートウォッチが大幅にパワーアップした上で続々登場するとあれば、ガジェット好きとしては強く興味をそそられます。

 iPhone と Android 端末との一騎打ちとなっているスマートフォン市場同様、スマートウォッチ市場のシェア争いは先日発表された Apple Watch と、すでに発売され新製品も登場する Android Wear 端末との一騎打ちで幕を開けそうな雰囲気が漂っています。発売は来年とされている Apple Watch の登場を前に迎え撃つ Android Wear 陣営の現在のラインナップをおさらいしてみましょう。

LG G Watch

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 Android Wear 第1弾として発表された3機種のうちの1つです。同時に発売されたSamsung Gear Live と比較すると、ベルトの交換が可能である点やバッテリーの容量が多い点がメリットです。一方で、Gear Live や後発の Android Wear 端末と比較してディスプレイの解像度が低い点、心拍数モニターを搭載しない点はデメリットです。

 こちらはすでにレビューを掲載していますので気になる方はご覧ください。LG「G Watch」着弾!開封とレビュー

 一部で充電端子が原因で火傷に繋がったという事例がありましたが、現在はソフトウェア上の処理で改善されています。9月16日まで、Google Play ストアで Nexus 5 と同時購入すると1万円値引きされるキャンペーンが行われています。

LG G Watch R

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 G Watch の発売から間を置かずして発表された LG の Android Wear 端末第2弾で、円形の有機ELディスプレイが特徴で、いかにも時計らしいデザインで人気が出そうです。また G Watch にはなかった心拍センサーが搭載されており、ディスプレイの解像度もアップしています。引き続きバンドの交換も可能。現在は展示のみで未発売。日本での発売も未定です。

Samsung Gear Live

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 Android Wear 第1弾として発表され、こちらも発売中です。Samsung のお家芸であるAMOLED ディスプレイを搭載し、心拍数モニターも搭載。ただしベルトの交換はできません。ややバッテリー容量が心許ないですが、その他のスペックとしては後発と比較しても殆ど見劣りしません。Samsung は先日の IFA 2014 で Tizen 搭載の Samsung Gear S を発表しており、Android Wear のみに留まらずスマートウォッチを提供していくようです。

ASUS ZenWatch

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 ASUS が投入する Android Wear 端末で、表面がカーブした液晶と、最薄部 7.9 mm の薄さが特徴です。また、Android 端末の自動アンロックなどの独自機能を搭載しています。本体背面にキャップをつけて microUSB で充電するという少し変わった充電方法ですが Moto 360 の無接点充電クレードルと比較すれば小さいので旅行や出張では便利そうです。日本市場にも投入される模様です。 

Motorola Moto 360

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 Android Wear と同時に発表された3機種の中で唯一日本での発売が未定となっていますが、先日の IFA 2014 で詳細な仕様が発表され同時に米国で発売されました。円形のディスプレイを搭載していますが、最下部はセンサーなどが埋め込まれているため表示されません。環境光センサーを搭載しているのも特徴です。6機種の中では最も厚みがありますがバッテリー容量は少なめです。どちらかといえばデザインで選ぶ機種になりそうです。

Sony SmartWatch 3

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 これまで独自OSを搭載してきたソニーの SmartWatch シリーズですが、こちらは Android Wear を搭載した新型です。良く言えばスポーティー、悪く言えば時計らしくする気のなさそうなデザインは賛否が分かれそうです。心拍数センサーを除けばフルスペックで、GPS も搭載しています。今まで発表されている Android Wear 端末の中で唯一、キャップを開けて microUSB で充電します。経年劣化で防水機能に影響が出ないか少し心配です。専用のバンドは今後も追加される模様です。日本市場にも投入されます。

スペック比較

 主要箇所のスペックを比較してみます。

  G Watch G Watch R Gear Live ZenWatch Moto 360 SmartWatch 3
画面サイズ 1.65 inch 1.3 inch 1.63 inch 1.63 inch 1.56 inch 1.6 inch
解像度 280*280 320*320  320*320 320*320 320*290 320*320
画面形状 四角形 円形 四角形 四角形 円形 四角形
プロセッサ Snapdragon 400  OMAP 3 Snapdragon 400
バッテリー 400mAh 410mAh 300mAh 1.4Wh 320mAh 420mAh
RAM 512MB
内蔵メモリ 4GB
加速度センサー
コンパス
ジャイロセンサー
心拍数センサー × ×
磁力センサー × × × × ×
環境光センサー × × × ×
GPS × × × × ×
厚さ 9.95 mm 11.1 mm 8.9 mm 9.4 mm 11.5 mm 10 mm
ベルト 汎用 汎用 交換不可 汎用 汎用 専用
防水・防塵 IP67 IP67 IP67 IP55 IP67 IP68
充電 クレードル クレードル クレードル カバー ワイヤレス microUSB
カラー 2色 1色? 1色 1色 2色 1色(本体)
価格 22,900円 250€ 22,000円 199€ 250$ 230€
参考価格   約34,000円   約28,000円 約26,000円 約32,000円

※公式サイトに記載のないデータは各種報道などを参照しており、表のスペックを保証することはできません。また、日本円での参考価格は公式発表があったものではありません。参考程度にご覧ください。

 スペックだけを見れば、基本的なセンサー類を全て備えた上で円形ディスプレイによりデザインにも隙がない G Watch R 心拍数センサー以外はフル装備でバッテリーの持ちも良い SmartWatch 3 が有力な選択肢となりそうですが、時計は常に身に付けるもの。デザインも含めて、自分に最適な1台を選びたいものです。

 ちなみに筆者は Moto 360 の購入を検討中ですが、G Watch R や Apple Watch も気になります。幸いにしてどれも日本未発売なのでまだ悩む余裕があるのですが、こうしてまとめてみると更に悩みますね。どうしましょうか……。

(編集・校閲: 高橋ノゾム)

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