脱着式キーボードとキックスタンド……。一見すると Microsoft Surface の新モデルに見えますが、これは Android タブレットです。
Android 4.4 ベースの Remix OS を搭載
CES 2015 にて展示された REMIX は Android 4.4 ベースのカスタムROM Remix OS を搭載、Android をキーボードやマウスの入力に最適化、よりラップトップ(ノートパソコン)のような使用感の提供を目的としています。
注目すべき点は、こちらも Windows ライクなファイルマネージャやタスクバーを採用している点で、見た目は Windows 8.1 以降に採用された Modern UI のようです。公式のスペック表にも“Ultra-modern metro style UI design”と書いてあるので、ある程度は狙っているのでしょう。
ULTRA TABLET を謳うもののスペックは一世代遅れ?
主なスペックは 11.6インチの IPSディスプレイにチップセットは NVIDIA Tegra 4を採用。メモリは2GBでフラッシュメモリは64GBを備えます。
また、Surface ライクなキックスタンドは40度と80度での切り替えが可能、カバーにはフルサイズキーボードとタッチパッドが備わっています。
主な仕様は以下の通り。
SoC | Nvidia Tegra 4 |
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RAM | 2GB |
内蔵フラッシュメモリ | 64GB |
ディスプレイ | 11.6インチ IPS フルHD液晶 |
カメラ | 前面/背面 約500万画素 |
Wi-FI | IEEE 802.11 a/b/g/n |
Bluetooth | 4.0 |
バッテリー | 8,100mAh |
重量 | 860g |
たしかに Android タブレットをノートパソコンのように使う場合、一番の難点は操作感にあるため、このようにマウスで使うことを考えられてカスタムされた Android OS とハードウェアは意外と良いのかもしれません。実機があったら触ってみたいところです。