VAIO株式会社は、本日新製品発表会を実施。新型モバイルPC「VAIO Z」および「VAIO Z Canvas」を正式発表しました。
VAIO Z (2015)
VAIO Zは「モンスターPC」のキャッチコピーで販売される新型PCです。形状はVAIO Fitのように、通常のノートPCのような形状はもちろん、タブレットモードへの変形も可能。(マルチフリップ機構) 筐体はアルミニウムとカーボン。キーボードは打鍵音を静かに、キーパッドは雲母片岩素材の石を採用するなど、ノートPC。メモリはとしての基本的な使い勝手にも拘っています。
最新の第5世代Intel Coreプロセッサを搭載。他社のノートPCがメモリ8GBが最大であるのが常でしたが、本機種はメモリ最大16GBを選択可能。
キーボードモードではパフォーマンスモードではConfigurable TDP機能を作動、通常電圧並みに引き上げて動作します。タブレットモードなどではサイレントモードを選択すれば省電力モードでファンの音を抑えて消音動作可能。先代VAIO Zのように2枚のファンを工夫し動作ノイズを抑制。発熱にも配慮しています。
左右の羽根の枚数を異なる素数にすることで、動作ノイズを抑えました。また、膝に乗せたときにボトムが熱くならない、キーボードの表面が熱くならないなど、集中を妨げる不快な熱も抑えました。VAIOの独自開発だからこそ実現できた静かで熱くならない設計です。
駆動時間は公称理論値15時間など、ロングライフを実現。薄さ16.8mmを実現しています。重量は1.34kgとなっています。とてつもなく軽いとは思いませんが、これだけのスペックとギミックを盛り込んだ上での重量ですから、決して重くはありません。
ディスプレイ解像度は最大WQHDを選択可能。デジタイザースタイラスによるペン操作、手書きメモが可能。
VAIO Z Canvas
同じく第5世代Intel Coreプロセッサを採用。Adobe RGBカバー率95%の高色域を実現。Surfaceのようなタブレット形態を実現し、スタンドに寄る自由な角度調節が可能。ワイヤレス式のキーボードとセットで使用可能。
価格は20万円台後半が下限となります。
なお、VAIO製スマートフォンに関する発表はありませんでした。