ソニー・コンピュータエンタテインメントは3月11日に、PlayStation Mobile のコンテンツ配信を2015年7月15日に、アプリケーション内で購入する追加コンテンツの配信、および購入済みコンテンツの再ダウンロードを9月10日を持って終了することを発表しました。Android スマートフォン向けには PlayStation Mobile for Androidという名称でアプリがリリースされていましたが、2014年8月を持って Android のサポートを終了、9月10日でアプリのダウンロードが出来なくなります。
PlayStation Mobileで購入したコンテンツを継続して楽しむには、2015年4月10日〜9月10日の間に、利用するデバイスでコンテンツを起動する必要があり、最大3台までのデバイスで認証手続きが可能です。すでにコンテンツをダウンロードしてプレイしているデバイスでも、4月10日〜9月10日の間に、アプリを一度だけ起動させる必要があるので注意が必要です。
PlayStation Mobileと言えば、スマホでもプレステのようなゲームが出来るということで、スマホ混迷機には注目を浴びました。比較的開発のしやすいプログラミング言語や、PlayStation VITAやAndroidスマホ動作する汎用性の高さなどにも注目が集まったものの、スマホ利用者の多くはパズルゲームやタップするだけのゲームに夢中になり、PS VITAとの相乗効果も見られず、また、PlayStation Mobileで配信されたアプリは極めて少なく「誰が使っているんだこれ」状態だったので、今回の判断は賢明なものだったのかも知れません。モバイル向けゲームの歴史にまたひとつ新たな歴史が刻まれました。
個人的には、PS4のゲーム購入であまったクレジットを、インディーズなノベルゲームやリズムゲームが楽しめたサービスでした。