Googleは検索、そして最近ではAndroidを軸としていますが、そもそもAndroidのミッションは「新興国へインターネットを普及させ、Googleの検索を使ってもらう」というところにありました。
今回のGoogle I/O 2015では、発展途上国向けにスマートフォンを普及させる、Android Oneの拡大が発表。インドだけでなく、東南アジアなど7カ国で提供。OEMとしてAndroid One端末を製造する現地メーカーは10社。
Android Oneに最適化されたChromeは、GSMなど、ネット環境が低速でも快適に繋がるよう、容量を圧縮、4倍の速度で読み込めるようになっています。メモリ消費量も抑制されています。
YouTubeの動画をダウンロードしておく機能や、オフラインで利用可能なGoogle Mapも発表。地図はもちろん音声ガイダンスも。オフラインながらもしっかり使えます。
途上国にネットを気球で届けるProject LoonのLTE対応も発表され、Googleのビジョン実現にぐっと近付いた発表となりました。