ご自宅のテレビのNHK受信を拒否する「iranehk(イラネッチケー)」が人気です。
iranehk 関東広域圏向け地上波カットフィルタ― (UHF26,27ch用) IRANEHK-AK27AB26N
今までは関東対応の製品しか存在しませんでしたが、イザが報じるところによれば、ついに中京・大阪地域対応版も8月末に発売となるそうです。
これはNHKと受信契約しない自由を国民に提供するために筑波大の掛谷准教授の研究室の学生が開発したもの。 販売は学生によるベンチャー企業。
NHKは地デジ、ハイビジョン、衛星放送に関する研究開発成果を特許として権利化しており、知財権によりNHKが映らないテレビを国内販売することは事実上不可能。しかしiranehkはNHK放送の周波数帯のみをカットするアンテナフィルター であり、NHKの知財権に抵触せずに合法的にNHKの受信を拒否できることになります。NHKの番組は観ていないが、民放は観るという人にとって、関東以外の地域に対応したiranehkの登場は朗報と言えます。
NHKは公共放送でありながら、その公共性を疑われる不祥事・捏造番組の放送が続いている一方、インターネット上に番組を放送することで、テレビを観ない人からも受信料を徴収することを検討しているとも報じられており、その一挙一投足が注目されています。
元NHK職員で現船橋市議会議員の立花孝志氏が、NHKの内部資料を入手するなどして確認したところ、あくまでNHK側は「iranehk利用者もNHKとの契約義務がある」との見解であることのこと。この件について、現在同氏が裁判所に訴えており、今後の裁判の行方が注目されるところです。