FREETELブランドを展開するMVNO「プラスワン・マーケティング」は、「一部ユーザー」の「異常な利用」によって、夕方から一部サイトでダウンロード速度が低下していると発表しました。
これについて、当該ユーザーに対して警告及び利用の停止、法的措置をとるとしました。「異常利用」とは具体的に何であるのかは明らかにされていません。
【重要なお知らせ(補足)】最近、ごく一部のユーザーの異常利用により、一部サイトでのダウンロード速度が低下する事象が発生しております。お客様全体のご利用に支障がないよう、当社は当該ユーザーについて警告、利用停止並びに法的措置を含めた断固たる措置をとる予定です。
— FREETEL (@freetel1) March 9, 2016
利用制限については約款に基づいて粛々と行えば良いと思います。どのような利用をプラスワン・マーケティングが「異常」としているのかを明らかにしないまま、通常の利用制限の範囲を逸脱して一方的に法的措置を言明することはユーザーを恫喝、萎縮させるものでしかない上に、その利用が客観的に見て本当に「異常」なのか、プラスワン・マーケティングの対応が妥当かどうか、それらを判断することさえできません。公共性の高い通信事業を展開する以上、それに見合った振る舞いをすべきではないかと思います。