[訂正] 9/12 01:02:コンシューマー・リポート側の主張をベースにした記事であり、実際に正式リコールされ法的に全ての販路での販売禁止が発表されることが確実ではないのに、断定口調になっていた部分を訂正いたしました。あくまでその公算が高いものとしてお読み下さい。 |
米消費者製品安全委員会(CPSC)は、ユーザーに対してGalaxy Note 7の充電および使用を停止するよう勧告しました。
既に米連邦航空局が、航空機内でGalaxy Note 7の充電および使用を停止させるよう航空各社に要請していましたが、これで米政府機関から飛行機の中のみならず米全土で使用停止が勧告されたことになります。
さらにComsumer Reportsによれば、米消費者委はできるだけ早く正式リコールに関する発表を行えるよう取り組んでおり、Samsungとも協力しているとのこと。
SamsungのGalaxy Note 7は全世界で少なくとも35件以上爆発しており、Samsungは「自主的なリコール」を表明していました。しかしこれはあくまで非公式なリコールであることから、正規ルート以外ではGalaxy Note 7が販売可能な状況となっており、対応として不十分であると消費者団体Consumer Reportsから指弾を受けていました。消費者の生命に危険を脅かす製品については、米消費者委がリコール措置を講じて、消費者の安全を守る義務があります。正式リコールを通じて販売を停止することもできます。
もし正式なリコール措置が発表されれば、米国内におけるSamsungのGalaxy Note 7の販売は違法となる可能性があります。
あくまで「自主的なリコール」で済まされようとしていた今回の問題でしたが、米国内では政府機関による監督下で、迅速にリコールと交換プログラムの実施が進められる運びとなりそうです。