モバイルスピーカーを外や友人宅に持っていくと大変盛り上がりますよね。しかし、モバイルスピーカーは手軽に迫力のある音楽を楽しめるとは言え、サイズがやや大きめだったり重たかったり……と常に持ち歩くと想定すると結構な負担になります。そんな負担を少しでも和らげてくれるかもしれない、OMAKER M7を頂いたのでレビューさせていただきます。
付属品一覧
前回のM6と比べると、スピーカー自体に通す穴がないため、カラビナや紐など数は減っていますが、逆に増えたのがすべり止めシートのようなもの。磁石だと思ってペタペタしてみましたが違い、すべり止めシートかと思えば、むしろ滑るようになってしまう、謎のシート。なお、説明書に付属品の仲間には入っていません。
なお、今回付属するmicroUSBケーブルはデータ転送が可能なものが付属しています。理由としては後ほど説明させていただきます。
かわいい!けどかっこいい?
今までのよくある直方体の横に長いスピーカーと比べ、物凄くコンパクト。どのくらいかと言えば、左に置いたiPhone7Plus、右においたiPhone4Sと比較するとその大きさは一目瞭然。長さに関しては4Sよりも小さいです。この小ささはかわいいです!
iPhone4Sと並べるとだいたい4〜5台分の厚さに匹敵します。とはいえ、全体的に小さいので、これこそカバンに常時入れておけるのではないでしょうか。
前回レビューしたM6と並べるとこんな感じです。ちなみに正面と背面の箇所は前回は金属製でしたが、今回は柔らかい布に変更されています。安めのジャージみたいな触り心地。正面はOMAKERのロゴが光り輝きます。
そして最高にカッコいい金属ボディ。ボタン部分はまるでiPhone5の頃を思い出す、ダイヤカットがされています。角が刺さりすぎるわけでもない、程よい縁取りがされています。
M6と並べるとその質感の高さはよくわかります。M6は防水機能のためか、壊れやすいボタン部分を覆うようなラバー素材に対し、防水非対応のM7は外装がアルミでできています。こういうちょっとした変化がうれしかったりします。
気になる点
気になるのは迫力や音質、有線接続、SDカード再生、TWSなどです。一つ一つ軽くですが紹介したいと思います。
迫力や音質
迫力や音質はM6と比較すると”やや”劣りますが、この大きさと考えると低音出てるなあと感じる迫力です。音量も友達5人くらいで部屋で使うぶんには申し分ないくらいは確保されてます。音質もとてつもなく悪いということもなく、Bluetooth接続ならこんなものといった感じです。
有線接続
M6はAUX接続に対応していましたが、M7は対応していません。しかし、USBからの出力はサポートされています。つまりパソコンとUSB接続して出力することは可能ですが、一般的なスマートフォンやデバイスに搭載されている、イヤホンジャックなどから繋ぐことはできない、ということです。このため、データ転送が可能なmicroUSBケーブルが付属しているのはそういうわけです。
やや使う場所が限られてくるとは思いますが、近年の製品はBluetooth搭載製品が多いのでそれほど無くても困らないかもしれないです。
SDカード再生
microSDに音源を入れて、単体で使うことができます。OMAKERさんに確認したところ、対応している拡張子はwavとmp3のみだそうです。ワイヤレスよりは安定して使えるので、携帯とやや離れて使うと言った場合は役立ちそうです。
TWS
製品が二つあれば無線で繋げてステレオスピーカーとして使うことができる機能です。迫力や大きさが増すこた間違いなしの機能ですが、提供していただいたのはあくまで1台なので今回も我慢……。
ふと疑問に思ったのがM6とM7で繋げることはできないのか!……試しましたがダメでした。のでTWSを使おう!と思ってる方はどちらかの製品を2個購入しましょう……。
総評
もしおしゃれでコンパクトなスピーカーが欲しいならM7で決まり!防水や長時間再生、迫力重視するならM6に決まり!
M7はM6と比べると迫力やAUX入力がないなど劣る点が多々ありますが、それに引けを取らない綺麗なアルミボディや過去最高のコンパクトボディという大きなメリットがあります。あなたはどちらを選びますか?携帯性?それとも防水やAUXですか?好みで選べるOMAKERのM6、M7いかがでしょうか。
Omaker M6 Bluetoothスピーカー 防水 7W低音強化 ワイヤレススピーカー 20m通信距離 TWS機能対応 ブラック 【改善版】