SBIと子会社SBI Ripple Asiaが事務局を務め、国内銀行61行が加盟する「内外為替一元化コンソーシアム」は、スマートフォン向け送金アプリ「Money Tap(マネータップ)」を提供すると発表しました。
このアプリを利用することで、国内外送金をスマートフォンアプリ上から極めて高速に行うことができます。銀行口座番号による送金の他、携帯電話番号やQRコードを用いた送金機能も持ち合わせているとのこと。指紋による生体認証と組み合わせることも可能。
以前アプリ名を公募していたものが、ついに正式名称が決まったというわけです。住信SBIネット銀行、スルガ銀行、りそな銀行が4月以降に試験運用を開始、夏以降の一般公開を目指します。サービス対応銀行は順次増加していく予定。
マネータップは、Ripple社の分散台帳技術「xCurrent」を実装した「RCクラウド2.0」によって実現しています。
従来の国際送金システムは古く、複数のシステムを経由するため、どうしても数日の時間と数千円の手数料を要することすらあります。ここでRipple社のブロックチェーン技術を用いることで、安い手数料で24時間365日リアルタイムの送金を行うことができます。
Ripple社は、仮想通貨XRPも開発しており、xCurrentにそのままXRPを活用するxRapidも展開しています。今後の展開が楽しみなところです。
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