SBI Ripple Asiaは、来春リリース予定の送金アプリのネーミングを公募すると発表しました。
SBI Ripple AsiaはSBIホールディングスの子会社。SBI Ripple Asiaが展開する「内外為替一元化コンソーシアム」は、分散型台帳技術を用い、国内外為替も一元的に取り扱う決済プラットフォーム「RCクラウド」を開発しています。
「RCクラウド」は、米Ripple社の次世代決済基盤をクラウド上に実装。IIJの協力と、Ripple社の「xCurrent」によって、商用向け「RCクラウド2.0」が構築。今月15日には日韓での送金実験が実施されています。これを実際にユーザーが利用するためのスマートフォンアプリが、来春リリースされます。そのアプリの名称を募集しているというわけです。
従来の海外送金は複数のシステムを経由するため、数日の時間と数千円の手数料を要することがあります。これに対し、ブロックチェーンを用いた送金では、極めて低い手数料で、24時間365日リアルタイムで国内外送金を実行できます。
アプリ名称のコンペ応募は、Crowdworksから行えます。応募受付終了は2018年1月4日まで。受賞者には10万8000円が付与されるとしています。採用発表は2018年1月中。