Huawei honor 10 正式発表
最近6インチ台半ば~後半の大画面スマホが少ない気がしますが、中国メーカーHuaweiがやってくれました。
Huaweiは、新型Androidスマートフォン「honor Note 10(荣耀 Note 10)」を正式発表しました。
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そもそもhonorとは?
honor(栄耀)は、Huaweiが展開するスマートフォンブランド。Huaweiは大手・先進技術・高級というイメージがあるので、代わりにhonorを若者も買いやすいコスパ重視の普及ブランドとしてイメージを打っています。
中国では、統計でもHuaweiとは別枠で扱われることもあり、家電量販店でもhonorの販促ではHuaweiという社名を推さず。
ノッチなし、6.95インチ有機ELディスプレイ
6.95インチというドでかい有機ELディスプレイを搭載。解像度はFHD+(2220×1080)。ベゼルレスですが、画面上部にノッチはありません。
タブレットのひとつの定義が「7インチ以上」というところなので、ギリギリタブレットじゃないスマホといったところですね。Xperia Z Ultraの後釜にもいいかもしれません。
指紋認証センサーは背面。イヤホンジャックはなし。
「ゲームに向かないHuawei」の汚名を雪ぐか!?
Huawei P20 Proやhonor 10と同じく、Huaweiの子会社HiSiliconが製造するKirin 970を採用します。10nm、構成はCortex A73×4 + Cortex A53 ×4のオクタコアプロセッサ。
Kirinはコスパのよさ、処理性能の高さ、AIといった特徴を持つ一方、3D処理性能は同世代のSnapdragonに劣ります。このため、ゲームにはHuawei機は向きません。
こうした劣後をHuaweiも認めており、ゲーム時に性能を引き上げるGPU Turbo機能を最新機種にアップデートで提供することによって改善を試みています。このTurbo機能に、honor Note 10も発売当初から対応します。CPUとGPUのパフォーマンスを向上し、大作ゲームを快適にプレイできるとしています。
さらにゲーミングPCかのごとき液体冷却機構「THE NINE」。9層の放熱層を採用。放熱効率41%向上。温度を10度下げ、ゲーム時の熱による性能低下を防ぐとしています。
スペック
高性能に相応しい5000mAhの大容量電池を内蔵します。
OS | Android 8.1 Oreo + EMUI 8.2 |
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CPU | Hisilicon Kirin 970 オクタコア |
メモリ | 6 / 8 GB |
容量 | 64 / 128 GB |
画面 | 6.95型 2220×1080 OELD 18.5:9 355ppi |
カメラ | RGB 1600万画素 モノクロ 2400万画素 F / 1.8, 像面位相差AF |
インカメラ | 1300万画素 |
電池 | 5000mAh 5V / 4.5A 急速充電 |
寸法 | 177 × 85 ×7.65 mm, 230g |
その他 | USB C, 背面指紋認証 Dolby Atmos Wi-Fi 2.4GHz / 5GHz, NFC, BT4.2, aptX GPS, GLONASS, 北斗 nanoSIM×2 |
デスクトップ風UIで外部モニターに出力する「PCモード」にも対応します。
カラーバリエーション
Black(幻夜黑)とBlue(幻影蓝)の2色展開。
価格
中国市場にて発売。価格は、実行6GBメモリ/64GBストレージのモデルが2799人民元(約4万6千円)、実行6GBメモリ/128GBストレージのモデルが3199人民元(約5万2千円)、実行8GBメモリ/128GBストレージのモデルが3599人民元(約5万9千円)。
画面サイズ7インチ弱のスマホ https://t.co/7WuiyGUafQ
— すまほん!! (@sm_hn) 2018年8月3日