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mineo、「通信の最適化」を解除可能に。

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 ケイオプティコムのMVNO「mineo」は、「通信の最適化」について、適用・非適用をユーザーが選択可能になったと発表しました。 mineoは「通信の最適化」導入にあたっての事前説明を欠いていたことを謝罪しており、今回、解除手段を提供したのは大きな前進です。

 これの非適用を選べば、ユーザーはファイルの劣化を回避することができます。一方で、非適用にするとHTTP通信時における静止画圧縮やHTTPS通信時のペーシング等によるパケットの交通整理が行われなくなるため、画像の表示速度が遅くなる恐れがあるとしています。

 これに加えて、朝と夕方のトラフィック増加に対応するため、「通信の最適化」適用時間を少し広げるとしています。変更実施時期は2018年10月15日より。

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 「通信の最適化」は携帯キャリアがトラフィック効率化の観点からユーザーの画像・動画データを劣化させて伝送するもの。大手3社が2015年にこれをやっていたことが発覚して炎上。

 実施にあたり本来、通信当事者の個別かつ明確な同意が必要なはずが、当時そんなものに同意したユーザーがいなかったどころか、キャリア側は「通信の最適化」についてまともな説明すらできていませんでした

 このような通信インフラを担う企業とは思えないMNOの愚行を、3年越しでMVNOのmineoが導入。特にmineoはユーザーファーストを掲げてコミュニティを大事にしていたこともあり、裏切りと感じたユーザーからの大きな反発を食らいました。

 そういえば、首相指示で総務省役人が、過去に違法な「通信の最適化」を行っていたことを暴露されたくなければサイトブロッキングを実行せよと大手携帯キャリアに迫った……という真偽不明のFACTA報道もありましたが、あれは結局本当だったんでしょうか?

情報元mineo
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