スマホ世界市場は成長を維持、ファーウェイと小米が牽引

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  成長が頭打ちと言われているスマホの世界市場ですが、今年第3四半期は成長を維持、中国の大手スマホメーカーの華為(Huawei)と小米(Xiaomi)が牽引役になり、SamsungとAppleの市場シェアは華為と小米に蚕食される形になったと、中国参考消息が伝えました。

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 市場調査会社Gartnerのデータによれば、今年Q3の全世界スマホ販売台数は3.89億台で前年同期比1.4%の成長となり、そのうち華為と小米の販売台数貢献が突出しているそうです。

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 華為のスマホはQ3に5,330万台を販売し前年同期比43%の伸長、市場シェアは13.4%に達し、Appleを上回る世界第2位につけたといいます。とくに中東、アジア太平洋とアフリカの新興市場での販売台数が、明らかに増加したそうです。スマホ市場全体の伸び率1.4%に対して華為の43%という数字は、一言で言って「凄まじい」ですね。

 また、小米の販売台数は3,321万台で、前年同期比20%の成長になったそうで、この中国メーカー2社が世界スマホ市場成長維持の原動力になったと、評価できるでしょう。

 Gartner研究総監Anshul Guptaが言うに、もし華為と小米がなければ、世界スマホ市場は5.2%の減少になったそうです。

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 一方のSamsungですが、米国VentureBeatの報道によれば、このQ3にGalaxy S9、S9+とNote9及びその他フラッグシップモデルの出荷台数は14%減少し、Gartnerが統計を取り始めて以来、最大の下げ幅となったそうです。Samsungのミドルレンジ製品は中国ブランドとの競争にさらされており、こちらも情勢は楽観を許しません。

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 Samsungの市場シェアは18.9%、依然として世界第一位を保っているものの、前年同期の22.3%から後退しています。なお、華為は13.4%で第二位、それにApple11.8%、小米8.5%、OPPO7.9%と続きます。Samsung、Appleと中国勢、という構図ですね。

 前期と比べてAppleの販売台数と市場シェアは大きな変化がないものの、もしiPhone XS/XRの成績がよくなければ、第4四半期の販売台数・市場シェア下落は不可避だといいます。

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 Gartnerによると、5Gと折りたたみディスプレイが次の市場への刺激となり、2020年には5G移動通信設備の販売台数は6,500万台になると予想されているそうです。

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 中国勢がスマホ市場を席巻する情勢は、ますます色濃くなっていますが、5G商戦でSamsungやAppleの巻き返しの可能性もあるでしょう。このビッグウェーブにどのような製品が出てくるか、期待しています。