弊誌はアフィリエイト広告を利用しています。

2万円で入手できる未来の道具!ロボット掃除機AnkerブランドEufy RoboVac 15C レビュー

 春の陽気を感じる今日この頃。私は転勤で東京に引っ越しました。以前の部屋と比べて1.5倍ほど広く、掃除も時間がかかります。ましてや筆者が利用しているのはスティッククリーナー。充電が切れてしまえば長時間使うことが出来ません。

 前々から気になっていたロボット掃除機を探すことにしました。大手、iRobot製ルンバシリーズがこの業界トップですが、気になったのはAnkerが展開するEufyブランドのロボット掃除機

 今回はそんなEufyブランドから販売されている、Eufy RoboVac 15CをAnkerさんよりご提供いただいたのでレビューしていきます。

どんな製品?

 Eufy RoboVac 15Cは2019年3月12日に販売開始されたばかりの製品です。特徴としては今までハイエンドモデルにしか搭載されていなかったWi-Fi機能をエントリーモデルながら搭載。曜日や時間をセットしておけば自動で掃除してくれたり、外出先からスマホを使って掃除しておくようコントロールすることも可能です。

 掃除機能としてはフローリングからカーペットに移動した時、吸引力が上がりより多くのゴミを集めたり、衝撃を回避するセンサー、落下防止の機能など要点をしっかり押さえた製品です。

 そんなEufy RoboVac 15C、お値段が定価20,800円とお手頃価格。便利な機能はそのまま、でも値段はもっとお手頃に。流石、Ankerです。

開封

 早速開封していきます。箱はかなり大きめでした。内容物は本体、充電器、ブラシ4つ(うち予備2つ)、リモコン(単4電池付属)、排気用フィルター予備(既に一つは装着済み)、RoboVac掃除用のアイテムと至れり尽くせり。

 正面は衝撃を感知できるような仕組み。

 表面はガラス製なのでしょうか、掃除機なのにちょっと高級感があります。掃除機の上は掃除できないのでここだけ軽く掃除してあげる必要はありますが、楽そうです。

 ちなみにここに電源ボタンがあるので本体側で動かしたいときは押すことで起動できるようです。

 裏面をチェックします。下部にはホイール、ブラシ、ダストボックスがあります。ブラシやダストボックスの着脱は簡単に行えました。ちなみにメインの電源スイッチはここにあります。ここをオンにしない限り、通電もしないので要注意。

充電器を壁際のコンセントにセットして本体を充電しておきます。

 簡単な付属品の説明を。これがリモコン。部屋の中にいればこのリモコンで掃除させたいときに押したり、操縦したりすることができます。もちろんこれらの機能はスマホからも利用できます。

 これが掃除に使われるブラシ。こんなに小さいけれど本当に掃除できるのでしょうか……?

 ゴミを入れておくところ。iPhone XS Maxも余裕で入る大きさ。思っていたより割と大きめ。毎日掃除してくれるなら週一くらいで捨てれば良さそうです。

 ダストボックスにはフィルターもしっかり搭載。排気もノープロブレム。予備も別途付属しているので当分は買い足すことなく使えます。

掃除をさせてみる

 ある程度のポテンシャルがわかったところで、あとはお任せしてみます。

 筆者の部屋はワンルームで大体12畳ほどですが、家具の配置が若干面倒なレイアウトなので、ロボット掃除機にはしづらいかなと想像。

 とりあえず物は試し。オートで掃除させてみました。

 だいたい一部屋掃除するのに1時間半ほどかかりました。ちなみに本体のバッテリーでフル充電時、100分は稼働できるとのことなので、つまりバッテリーを最大限まで使って掃除しているようです。

 音は思っていたより静か。通常のオートモードなら電子レンジをずっと動かしているくらいの煩さですが、Boost IQなどパワーを使った時は思っていたより大きく、テレビを集中してみるのは厳しいかな、と思いました。ヘッドホンをしてしまえばあまり気にならないので、外出時やヘッドホンをしている時に掃除させようかなと思います。

 気になる吸引力は文句なし。これだけ吸ってくれれば十分、いいえ大満足かなと思います。知人を部屋に招くのに結構躊躇いがありましたが、今ならいつでも招けるチリ一つ落ちていない部屋が用意できました。

各種機能

 RoboVac 15Cに搭載された機能を紹介します。

BoostIQ

 先程さらっと紹介しましたが、フローリングからカーペットに移った時に吸引力を上げる機能です。本当に吸引力が変わるのか気になりましたが、カーペットに移ると通常時より音が大きくなり確かに吸引力が上がりました。そしてカーペットを降りてフローリングに戻るとまた普通の吸引力に戻りました。賢くて良い子です。

回転掃除

 始点を基準に円を描くように掃除してくれる機能です。カーペットのみ掃除したい時、部屋を簡単に掃除したいときに使っています。もし障害物があっても自動的にルートを変えて動いてくれる賢さも備わっています。

コーナー掃除

 部屋の隅のみを掃除する機能です。部屋の隅だけを重点的に掃除したいときにボタンを押すと、隅を認識してそこだけ重点的に掃除してくれます。

スケジュール機能

 スマートフォンに入れたアプリからどの曜日のいつに掃除をするかあらかじめセットしておくことができます。例えば平日の仕事に出勤している間に毎日掃除をしてもらうということも可能です。自分は何もせずとも部屋はいつも綺麗という状態を保つことができます。

Wi-Fi機能

 仕事の日程が不定期なユーザにはインターネットを介して掃除をお願いすることが出来る機能がオススメ。

 スマートフォンに入れたアプリを介して遠隔で掃除をお願いすることができます。先日出張で出かけたときにオートで掃除をお願いしてみました。すると数時間後には完了して、充電中の表記に変わりました。帰ってみるとカーペットにはしっかりと掃除された跡が残っていました。

応用編

 これはAnkerが用意している機能ではありませんが、このRoboVacは赤外線リモコンを搭載していることもあり、Nature Remoのような赤外線コントローラーを用意することでIFTTTと連携してGoogle AssistantやAlexaで動かすことができます。

 「OK,Google 掃除機をかけて」もできちゃいます。また家から半径何km出たときに自動的に掃除をさせる、といったことも可能になります。組み合わせて、更に便利に使えます!

気になるポイント

 ロボット掃除機、いいじゃん!!と使ってきましたが、やはり、ある程度工夫する必要があります。

カーペット

 例えばカーペット。滑り止めが施されていないカーペットだとロボット掃除機が上手く登れずに巻き上げてしまったり、シワができたりと掃除をしてくれるのは助かりますが、結局自分でした方が早い、と本末転倒になりかねません。

 筆者の場合、Amazonでこちらの滑り止めをカーペットに貼り対処しました。ズレや巻き上げることなどなくなり、快適に使えるようになりました。

 

家具問題

 家具の高さが合わない、ギリギリだとロボット掃除機が引っかかってエラーになってる場合もありした。筆者の場合ですと、台所の棚の下の隙間と干渉してしまい、引っかかるということがありました。この場合は隙間に障害物を置くことで解決するのですが、体重計やかごなど軽量な家具家電は、衝撃で場所が毎日変わってしまうということもありました。上位モデルでは立ち入り禁止エリアを設定できたりするので、欲しい場合は上位モデルを検討することをオススメします。

 ちなみに落ちたり引っかかったりするとエラーが発生している旨の通知が送られてきます。

悲しいことに外出している私には何も出来ないのだ。無力ですまない……。

ケーブル配線

 机周りや家電周りのケーブルもきちんと綺麗に束ねておく必要があります。床に電源やLANケーブルを放置しておくとそのまま巻き込んでしまったり、引っかかりエラーになることもあります。

 床にタップなどを置く場合はケースを用意したり、宙に浮かす、ケーブルモールを利用するなど絡まらないよう対策をしましょう。部屋全体の見栄えも良くなるのでしておいて損はしないと思います。

 注意しておきたい点として、熱を帯びやすい電源ケーブルはあまり束ねることを推奨しません。最適な距離の電源ケーブルを用意することをオススメします。

掃除がしやすい部屋を作る

 これらの対策を施してようやく快適に使うことが可能になりました。とはいえこれらのことをしておくことで部屋も綺麗に保てるので逆にいい機会だったかなと思いました。

 それと充電器付近にはモノを置かないこと。引っ越してきたばかりということもあり、ダンボールをたたんで置いていたのですが、とりあえず……、その付近に仮で置いていたのですが、ダンボールが倒れてしまい自分で充電器に戻ることができない、またダンボールを避けて充電器に行ってしまったばかりに充電器の位置がずれてしまったり。

 個人的に100円ショップなどで入る耐震マットを使うとズレにくく、痕も残らず便利だと思いました。

総評「2万円で未来の道具が変える時代が来た」

 思っていたより、いや想像以上にこれは便利です。ロボット掃除機なんてまだ使い物にならないのでは……?ルンバ以外は微妙なのでは……?といろいろな先入観がありましたが、使ってみてそうした懸念は全て払拭されました。もう2万円でこんなに素晴らしいアイテムが売っているんだ、これが21世紀か!と感動しました。ある程度床が見えており、掃除機を頻繁に使うユーザならこれは持っていて損をすることはありません。むしろ持つべきだと思います。

 掃除する時間をセットすることで、掃除する時間が大幅に短縮され、趣味の時間に当てたり、ゲームをしたりと、日々の時間にも余裕が出来ます。実はこの記事も今掃除してもらいながら書いています。

 また長期の出張中や旅行中でも外からスマホで簡単に掃除機をかけるということもできるので、いつ帰ってきても部屋は綺麗なまま。そしてこんなに便利なのに価格が2万円という激安。ワンクリックで21世紀を実感しませんか?もう2万円で未来のアイテムは販売されています。

すまほん!!を購読しませんか?

Twitterでも最新更新を配信・通知しています

フォローする 再度表示しない