DJIの復讐劇。見た目「ほぼGoPro」のDJI製カメラがリークされる すまほん!!

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好調のDJI、次はアクションカメラか?

 ドローン業界のシェア約75%も占める中国メーカーDJI。そんなDJIが近年強化しているのがカメラ製品です。ドローンの先端についていたカメラを切り離してOsmoシリーズを発売。最近ではOsmo Pocketが販売され第一回PayPayキャッシュバックキャンペーンの時期にかぶったこともあり、国内では大ヒットしました。

 PhotoRumorsに掲載されたリーク情報によると、そんなDJIから新たに登場するのが、なんとアクションカメラのようです。

DJIアクションカメラのリーク

リーク画像

 フロントからみるとまるでGoProの新製品のよう。正面のモニターはカラーで自撮りがしやすい製品になっているようです。

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 上部にはRECボタンと電源ボタンが用意されています。

 側面を見ると、QSと表記されたボタンが確認できます。下のボタンはおそらくメディアか外部端子の蓋でしょうか。

 下部にはバッテリーを取り出せるようなロック部分が確認できます。

リークされたスペック

 またスペックも一部リークされています。

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1/2.3′′ 12MP CMOS Image Sensor – Sony IMX377
Ambarella H2 image processor
FOV: 145° f2.8
Shutter: 1/8000-120s
Video specifications: 4K60p with 8x slow motion, HDR and automatic time-lapse photography
Shooting mode: single, AEB continuous shooting, countdown shooting, multiple continuous shooting, interval shooting

 センサーにはSONY製のIMX377が採用されています。これは近年の中華のアクションカメラで採用されているセンサーです。イメージプロセッサーにはAmbarella社のH2を採用。XiaomiのYi Camで採用されていたプロセッサーと同じです。

 画角はおそらく対角の画角だと推測しますが、145°と広め。GoPro HERO 7 Blackが16:9時に133°なので、それよりも広いことになります。

 シャッタースピードは1/8000〜120秒となにかの間違いか?と思うくらい幅広く対応。GoProではこんな長時間露光できないので、ちょっと気になるところです。

 また映像は4K60pに対応。8倍スローモーションというのはおそらく1080pで240fps対応かと推測。また、HDR、タイムラプスといった近年の主要機能はしっかり抑えられているようです。

気になるポイント

 個人的に気になるポイントとして、DJIはジンバル搭載のカメラ、Osmo Pocketやドローンに搭載されているカメラは定評がありますが、今回はジンバルがないカメラ単体の製品です。

 アクションカメラで多い手ブレ問題をどう解決してくるのか?そこが注目ポイントです。

余談。これはDJIの復讐劇だ

 さて、個人的に面白いなと思うのが、DJIがGoPro対抗の製品をこの2019年の今販売するということです。

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 というのも、DJIは、Phantom 2までGoProを搭載できるアクセサリーをDJI公式で販売していました。実はその当時、DJIとGoProは業務提携の話までありました。

 今考えてみればなぜ提携していないのか不思議なくらいですが、当時の交渉では、GoProがDJIを格下扱いし、自社の取り分を多くしようとした背景があり、それに対しDJIが合意に至らず、自社で高性能のカメラの開発に取り掛かった過去があります。協力関係だったのが、次第に因縁の過去に。

 そして今2019年現在ではDJIはHasselbladを傘下に収め、Mavic 2 ProにはHasselbladのカメラが搭載され高画質の写真・映像の制作が可能になりました。その反面GoProは交渉決裂後、経営不振となり身売りの話まで上がりました。

 そんな状態のGoProをDJIは買収して技術を獲得するのではなく、リーク通りであれば、自社でアクションカメラを開発するという手段を選んだということになります。幸いGoProはHERO 7シリーズが大ヒットして持ち直しているところですが、正直DJIが今回アクションカメラを販売することで、完全にGoProを潰しにきている、そんなように見れます。

 そして面白いのがこのイメージプロセッサー。Ambarella社はGoPro HERO5シリーズまでイメージプロセッサーを提供していましたが、HERO 6以降は日本のソシオネクスト製のGP1チップに切り替わっています。DJIの今回のアクションカメラはそのAmbarella社のイメージプロセッサーを採用している、すごく面白い構図だと私は思います。

 来週予定されている製品発表会でおそらくこの製品が発表されると見込んでいますが、どのような製品なのか。15日が楽しみです。