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中国市場ハイエンド帯、ファーウェイがiPhoneを抑えて初の首位。

 ハイエンドスマホ市場で急成長している華為(Huawei)ですが、2019年第4四半期の市場調査では、中国国内で初めてハイエンド価格帯でのシェアが第1位になったと、「手機中国」が伝えました。

 このほど、市場調査機関Counterpointが2019年第1四半期の中国ハイエンドスマホ市場のシェア状況を発表、600-800米ドル価格帯で華為の市場シェアが48%に達し、Appleの37%を追い抜き、この価格帯で華為が初の首位になったとのこと。

 華為は長年来、不断に技術力を蓄積してハイエンドスマホ市場への参入に成功、リリースした旗艦製品PシリーズとMateシリーズは中国国内で多くのユーザーから支持を獲得、2018年第4四半期に発売した華為Mate20シリーズは、いまでも熱が持続しているといいます。

 今では華為はApple、Samsungを除けば唯一の、ハイエンドスマホ領域で2桁の市場シェアを有するブランドとなり、中国国内ではハイエンドスマホ領域のトップリーダーになっている、と指摘します。

 ただし、800ドル以上の価格帯では、Appleが依然として遙か先をゆく地位にあり、その市場シェアは74%。

 この価格帯でも華為は猛追しており、2018年第1四半期の2%から、わずか一年で14%までシェアを伸ばしており、成長速度は明らかだといいます。

 その実際の原因は、Mate 20 Pro 256 GB、Mate 20 RSポルシェデザインやMate 20 Pro 256GBなどの機種が牽引役になったとのこと。現在の発展情勢からみると、来年の華為のハイエンドスマホ市場でのシェアには期待ができる、としています。

 以上は中国市場での1-4月のデータですが、ご存知のとおり、5月に米政権が華為をブラックリストへ入れており、そもそも次期モデルのOSはどうなるのかに注目が集まっているところ。

 一度は上り詰めた「ハイエンド価格帯シェアトップ」の座を華為は守り続けることができるのか、今後の展開から目が離せませんね。

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