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噂:中露政府交渉、ファーウェイがロシア製OS採用か

 THE BELLは、中国Huaweiが、ロシアの通信事業者RostelecomやAuroraの開発者Grigory Berezkinから支援を受ける可能性があると報じました。Auroraは、Sailfish OSフォークのロシア製モバイルOSとのこと。

 Sailfish OSは、フィンランドの会社Jollaが開発するオープンソースのOSで、Androidアプリの動作にも互換性があります。

 Jollaは元々Sailfish OSのターゲットについて、中国ロシアなど独裁的・強権的な国家、または新興国市場を顧客として想定しています。ロシア政府は海外製OSへの依存度を下げたい意図から、Sailfish OSのフォークを奨励してきました。

 The BELL曰く、中露政府関係者が接触、Aurora OS導入について話し合ったとのこと。

 協議内容として、HuaweiデバイスへのAurora OSのインストールを含んでおり、既にHuaweiはAurora OS搭載機器をテスト中とのこと。バーターとしてHuaweiがロシアで現地生産、さらにチップやソフトウェアも共同開発する可能性があるとしています。この協議はウラジミール・プーチン大統領と習近平国家主席との間で別の会合で提起されたとも。

 「トランプ大統領はロシアのスパイだ」なんて疑惑もありましたが、米国の中国への喧嘩によって、漁夫の利を得るのは結局ロシアなのかもしれません。

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