Galaxyといえば、スタイラスペンの使える完成度の高い電子手帳のGalaxy Noteシリーズ。ついにその最新モデルGalaxy Note10シリーズが正式発表されました!それではチェックしていきましょう。
Galaxy Note10 / Note10+の特徴
シリーズ初の2サイズ!
シリーズ初の2サイズ展開。6.3インチに小型化されたGalaxy Note10と、6.8インチに大型化しプレミアムスペックのGalaxy Note10+(プラス)の2種類。
極細ベゼルの新デザイン
極細ベゼルのCinematic Infinity Displayや、パンチホールカメラで新たなデザインに。Note10+は、Note9とほとんど変わらない筐体の高さと幅ながらも、ベゼルレス化、薄型化、軽量化を実現。上下ベゼルは明らかに細くなってますね。
前後ガラスはゴリラガラス6。Note10シリーズにはHDR10+認定取得のDynamic AMOLEDディスプレイが搭載。Eye Comfortディスプレイにより色の品質に影響を与えずにブルーライトをカットできるとのこと。
Sペンも着実進化
新たにSペン Airアクションに対応。カメラ起動中、シャッターを切るのはもちろん、左右ジェスチャーで静止画・動画などのモード切替、上下ジェスチャーでインカメラとアウト切り替えにも遠隔操作で対応します。
NoteシリーズのSペンの良さを踏襲。ユーザーはメモを書き留め、手書きをデジタルテキストに即座に変換、Microsoft Wordなど様々な方法で出力可能。
手書きメモを縮小拡大できるピンチズームや、書き込んだ内容をかんたんに強調表示など、Noteアプリの使い勝手も向上。画面消灯時にSペンを取り出すとメモを書き込める黒板メモは、様々なカラーオプションに対応するとしています。
PC上でスマホ画面を操作。Samsung DeX for PC
Samsung DeXがさらに進化。スマホとPC/Macとの間で作業がしやすく。USB接続により画面上にスマホのデスクトップ出力モードの画面を表示し、デバイス間でファイルをドラッグアンドドロップ。PC上のWordファイルをDeXのウィンドウに放り込めば、アラ簡単、Galaxy側にファイル転送完了。さらにお気に入りのモバイルアプリをマウスとキーボードで使用も。色々捗りそうです。
Note10シリーズへの通知をWindows側に表示する機能にも対応しました。
プログレードを謳うカメラ
Note10シリーズは16MP超広角カメラ、12MP広角カメラ、12MP望遠カメラを搭載します。Note10+にはさらにDepthVisionなる深度カメラも加わります。
Note10シリーズでは動画撮影でも被写界深度の調整が可能に。
背景をぼかして被写体にフォーカス。ズームインマイクは、狙った対象の音だけを拾うように絞り込みます。また、改善された手ブレ補正がハイパーラプスモードで使用可能に。
録画すると、すぐに端末で編集も簡潔。Sペンで使用できるビデオエディターでクリップを並べ編集が可能。Adobe Rush 4でもSペンに対応するとのこと。
3DスキャナーによりGalaxy Note10+のDepthVisionカメラは、被写体をスキャンし即座に3Dレンダリング可能に。
急速充電
Galaxy Note10+は最大45Wの急速充電により、わずか30分の充電で1日中持続とのこと。
ワイヤレスパワーシェアにより、Note10シリーズの背面にGalaxy Watch、Galaxy BudsなどのQi対応デバイスを置くと、ワイヤレス充電が可能。
次世代ゲーミング機能、PCゲームを途中から再開も
Galaxy Note10シリーズには世界最薄の蒸気チャンバー冷却システムを搭載。ゲームプレイ中に最適なパフォーマンスを維持。AIベースのGame Boosterにより、ゲームに応じて適切なパフォーマンスと消費電力を発揮するとしています。
そしてPlayGalaxy Link P2Pストリーミングサービスを使用すると、ユーザーはPCゲームで中断したところからモバイルで再開できるとのこと。
何が違う?詳細を比較
スペック、Note10とNote10+の違い
Note10は6.3インチFHD+で、電池容量3500mAh・microSDカードスロットなし、しかし168gという軽さ。
Note10+は6.8インチWQHD+でより高解像度、4300mAh電池を搭載。
Note10およびNote10+は、Snapdragon 855搭載モデルとExynos 9825搭載モデルがあります。5G対応版はSnapdragon 855+を搭載。
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以下、詳細なスペック表です。
Note10 | Note10+ | |
---|---|---|
OS | Android 9 Pie Samsung One UI |
|
CPU | 7nm 64bit オクタコアプロセッサ Exynos 9825 Snapdragon 855 Snapdragon 855+ (5G) |
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メモリ | 4G: 8GB 5G: 12GB |
12GB |
ストレージ | 256GB microSDスロットなし |
256GB, 512GB microSDスロットあり |
ディスプレイ | Dynamic AMOLED HDR10+, ゴリラガラス6 |
|
6.3インチ FHD+ 2280×1080 401ppi |
6.8インチ WQHD+ 3040×1440 498ppi |
|
背面カメラ | 12MP広角 デュアルピクセル 可変絞りf/1.5-f/2.4, OIS, 77度 16MP超広角 f/2.2, 123度 12MP望遠 光学2倍, OIS, 45度 |
|
深度 | なし | DepthVisionカメラ, VGA |
前面カメラ | 10MPデュアルピクセル, f/2.2 | |
バッテリー | 3500mAh | 4300mAh, 急速45W |
寸法 | 151×71.8×7.9 mm | 162.3 x 77.2 x 7.9 mm |
重量 | 168 g | 196 g |
通信 | 4G: デュアルSIM, LTE Cat.20, Enhanced 4X4 MIMO, 7CA 5G: シングルSIM, 5G Non Standalone, Sub6 / ミリ波 |
|
その他 | Wi-Fi 6, Bluetooth 5.0 IP68, NFC, USB Type-C 画面内超音波指紋認証, Knox 3.4 GPS、GLONASS、北斗、Galileo AKGステレオスピーカー, Dolby Atmos |
特にNote10+はまさに王道、堂々たるハイスペックファブレットです。
Galaxy Note9からの変化:イヤホンジャック廃止
Note9は6.4インチでしたが、6.3インチでより小型のNote10と、6.8インチ大画面のNote10+を選択可能に。
カメラはデュアルレンズから一気にクアッドレンズカメラ(Note10はトリプル)へと飛躍。
イヤホンジャックとBixbyボタンが廃止されています。音量ボタンと電源ボタンは左側面に配置。
Note9よりも高性能になっているにも関わらずNote10+の筐体は5gほど軽く。Note9は厚み8.8mmであったのに対しNote10シリーズはわずか7.9mmに。
Galaxy Note10シリーズの色・価格・発売日
カラーバリエーションは6色
カラーバリエーションはAura Glow、Aura White、Aura Blackの3色が基本色。Note10+限定色のAura Blue、Note10限定色のAura RedとAura Pinkをあわせると、シリーズ全体では6色展開に。
いずれも5Gモデルあり
Note10は、LTEモデルが949ドル、5Gモデルが1049ドル。
Note10+は、LTEモデルが1099ドル、5Gモデルが1299ドル。
グローバルで8月23日以降発売
Galaxy Note10およびGalaxy Note10+は、グローバルにて8月23日から発売。日本市場でのアナウンスは無いものの、近年Galaxy NoteシリーズはNote8、Note9と投入されてきており、順当にいけば少なくともどちらかは投入されるものと考えられます。
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