中国Huaweiは、中国市場にてMate 30 / Mate 30 Proを9月26日に発売しました。
香港メディア南華早報が報じたところによれば、中国国内におけるMate 30シリーズの4Gモデルは、海外価格よりも最大40%安いとのこと。これによりVmall.comで、1分間で5億元(約76億円)を売り上げたといいます。
Mate 30の最安モデルを3999人民元(6万円)で販売。これは独ミュンヘンでの発表会で明かされた799ユーロより大きく安い価格となります。
Mate 30シリーズは米国による制裁によって、Google関連サービスを非搭載で出荷されており、販路が限定されており、販売台数の大きな減少が見込まれます。Huaweiはアジアで大きな需要が見込まれると主張しており、これは中国市場を指すものと考えられます。
Huaweiは収益の約半分を中国市場で稼いでおり、米国の制裁を凌ぐため、ここを強化するのは当然の流れ。過去18か月間に、Huaweiは中国での市場シェアを40%にまで引き上げています。さらにMate 30シリーズの初速を大幅値引きで荒稼ぎすることで、世界市場での販売台数の減少を内需で補う方針がはっきりと現れました。
HuaweiはMate 30シリーズの5G対応モデルを11月に発売する予定です。
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