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ソニー、小型化旗艦「Xperia 5」正式発表。6.1型FHD+、UFS3.0、今秋以降日本投入

 Sony Mobileは、独ベルリンで開催のIFA2019において、新型フラッグシップスマートフォン「Xperia 5(エクスペリア・ファイブ)」を正式発表しました。本機は「Xperia 2」の名前で噂されていたスマホですね。

 ソニーの技術を結集し、放送局や映画製作向けのプロフェッショナル機器の領域で培った技術も取り入れた旗艦スマートフォン「Xperia 1」を、6.1型にまで小型化したスマホと位置付けます。今秋以降、日本でも携帯三社から発売。

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 そんなXperia 5の仕様・スペックをまとめてみました。

21:9ディスプレイ

 シネスコ 21:9の縦長ディスプレイに対応。解像度はFull HD+(2520×1080 ピクセル)の有機EL ディスプレイ。HDRにも対応します。

 Xperia 1が4K(3840×1644)だったのですが、スマートフォンではやや過剰性能であったので、「そうそう、こういうのでいいんだ」という人は一定数居そうですね。

 ブラビアで培った高画質化技術「X1 for mobile」によりSDR映像コンテンツをHDR相当にする「HDR リマスター」にも対応します。Dolby Atmosにも対応。

筐体

 Xperia 1は幅72mmだったのが幅68mmに小型化。ステレオスピーカーを上下に備えます。重量は164gまで小型軽量化。

カメラ

 超広角、広角、望遠レンズを搭載。瞳AFに対応します。高速連続撮影でもRAW形式で(サードパーティアプリ経由で)出力可能とのこと。物理カメラシャッターボタンあり。

 8MPフロントカメラはSteadyShotとHDRにも対応。

ソフトウェア

 レコーディング機能などを拡充させた「ゲームエンハンサー」により、21:9の没入感あるゲームプレイを楽しめます。

 SideSenseやCinemaProなども続投。これらはXperia 1で「(使いこなすのが難しいけど)使いこなすとサイコー!」と思っていた機能なので、嬉しいですね。

 ソニーのディープラーニング技術を活用した「スマートコネクティビティ」機能を新搭載。不安定な Wi-Fi 接続状況を予測して自動的にLTEに切り替えて最適な通信環境を保つといます。

カラーバリエーション

 カラーバリエーションは4色。Black, Red, Grey, Blueの4色。

 グレーはホワイトの誤植かと思ったのですが、ドイツのリリースだけではなくオフィシャルサイト上でもグレーとの表記なので、実機を見たら「あっ、ちょっとグレーっぽいホワイトだ」ってなるんでしょうか。

 筆者は赤色が一番好きです。

スペック

 Snapdragon 855、実行6GBメモリ、128GBストレージなど高性能な仕様を継承しつつ、ドイツ語版公式Webサイトによれば、ストレージはさらに高速なUFS 3.0に。約2倍に高速化された規格なので、「ゲームのローディングでもなる早で頼む!」という人には気にしたいところ。

 一方で、日本国内市場向けのストレージは128GBではなく64GBとなっており、UFS 3.0ではなくUFS2.1である可能性があります。

OS Android 9 Pie
CPU Snapdragon 855 Mobile Platform
メモリ 6GB
ストレージ 128GB UFS3.0, microSDXC
ディスプレイ 21:9
6.1型 OLED (1080×2520)
Gorilla Glass 6
BT.2020
カメラ1 12MP 26mm 78度 F1.6
Exmor RS
センサーサイズ 1/2.6”
ピクセルサイズ1.4μm
OIS
カメラ2 超広角
12MP 16mm 135度広角 F2.4
センサーサイズ1/3.4
ピクセルサイズ 1.0μm
カメラ3 望遠
12MP 52mm 45度 F2.4
センサーサイズ1/3.4
ピクセルサイズ 1.0μm
OIS
インカメラ 8MP
バッテリー 3140mAh
寸法 158 x 68 x 8.2mm, 164g
その他 Wi-Fi 2.4/5GHz, Bluetooth
USB Type C, USB-PD,
Xperia Adaptive Charging,
STAMINA mode
側面指紋認証
LDAC, DSEE HX
IP65/IP68

 画面を小型化し解像度を日常利用に適したものにし、幅や重量を抑えつつも、HDR OLEDやBT.2020、Dolby Atmosなど高品位な仕様をXperia 1から継承。なかなかよくまとまっていますね。

発売日・価格

 Xperia 5は、10月上旬から799ユーロ(約9万4千円)で発売。デュアルSIMモデルとなります。日本市場でもFeliCa搭載で発売されるでしょう。一部プレスレンダリングはNFCマークのあるべき部分におサイフケータイのマークを確認できます。

 日本国内では、NTT docomo、KDDI、SoftBankから投入されます。SIMフリー版も用意されているとのですが、実際に投入されるのかはまだ不明です。

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 価格はEtoren販売のデュアルSIMモデルが最安。SoftBank版は価格がおかしいので検討候補から外したほうがいいでしょう。

Xperia 5 価格(税込み)
ドコモ SO-01M au SOV41 SB 901SO 国際版 J9210
8万7912円 9万円台 11万6160円 8万700円

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