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3つ折り、開くと10インチの「屏風型タブレット」。Tclが試作機を公開

 海外メディアCNETは、中国メーカーTCLの折り曲げタブレットの試作機を報じました。

 TCL開発のDragonHingeを採用し、このヒンジが逆側方向にも曲がるようです。しかもこのヒンジが二箇所、3つ折りとなっているため、小さく折り畳むことが可能。開くと10インチの広大な画面を利用できます。以前展示していたものより進化していますね。

(画像出典:CNET

 Galaxy Foldは7.3インチ、Huawei Mate Xでさえ8インチですので、とてつもなく大画面ですね。これはすごい。

 TCLはテレビメーカーとして有名で、スマートフォン分野ではBlackBerryやPalmブランドの端末を製造開発しています。

 Galaxy Foldが実際に販売され、Huawei Mate Xも年末に登場予定、そしてMicrosoftはOLEDではなく液晶を2枚配置した折り畳み端末を来年投入予定。耐久性と革新性の鬩ぎ合いの間で葛藤しながらも、フォルダブル分野の様々な製品が今後も登場してきそうですね。

 本機は試作機であるため具体的な登場時期は判然としませんが、以前Evan Blass氏がリークしたTCL製品のロードマップによれば、2020年第3四半期(2020年7~9月)に投入される見通しです。

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