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SIMフリー版AQUOS sense3 plusの発売が決定!sense3との違いはチップセットに注目

 SHARPは、SIMフリー版「AQUOS sense3 plus(SH-M11)」を、2019年12月25日以降順次発売すると発表しました。

 sense3 plusは、sense3と比べると、大画面6.0インチIGZO液晶で、立体音響技術Dolby Atmosに対応したステレオスピーカーを搭載します。

 sense3 plusのスペックは、Snapdragon 636、実行6GBメモリ、ストレージ128GB、電池容量は4000mAh、DSDV対応など、なかなか充実した仕様となっています。カメラはデュアルカメラで、サブカメラは123度超広角カメラ。

OS Android 9 Pie
CPU Snapdragon 636
メモリ 6GB
容量 128GB
画面 6.0型 IGZO液晶 2220×1080
カメラ 1220万画素 F1.8
1310万画素 F2.4 超広角123度
インカメラ 800万画素
電池 4000mAh
寸法 160× 75 × 8.7 mm, 175g
その他 FeliCa/NFC, IPX5 IPX8/IP6X
BT5 指紋認証

 AQUOS sense3の圧倒的過ぎるコスパには度肝を抜かれるものの、SDM630の処理性能では物足りない、5.5インチでは大きさが少し足りない、もうひと押し欲しい……というユーザーにとって、AQUOS sense3 plusはまさにプラス。

 個人的には、SDM630はハイエンドに慣れた自分には物足りない感じがします。最低でもSDM600番台後半のチップが欲しいと思います。

 このあたり、Qualcommの型番命名ルールがわかりづらいため、SDM636はSDM630に毛の生えたマイナーチェンジかと思ってしまうところですが、そんなことはありません。SDM636は、3D性能こそSDM630寄りではあるものの、CPU処理性能はSDM660に匹敵するという面白いチップセットです。

 「別に3Dゲームをバリバリしたいわけではないのだが、普段の使い勝手・処理性能でSDM630では不満なので、もう少し上の選択肢はないだろうか?」と、AQUOS sense3の購入を躊躇っていたユーザーには、いい選択肢と言えます。

 Android OSは進化し、そして国内市場でもミッドレンジモデルの競争が激化しており、ミッドレンジでもはや3GBメモリは周回遅れに。AQUOS sense3でも4GBを搭載する中、こちらは6GBを搭載しています。以前の作業を多く保持、複数アプリをサクサク切り替えて快適に利用できます。

 価格は販路・事業者次第。MNOでは、SoftBank版が税別5万1710円。goo SimsellerはSIMフリー版が音声SIMとのセット契約で税別4万円としています。価格5万円台が見込まれそうです。

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