中国「飛象網」が韓国電信監督機関のデータをもとに報じたところによると、現時点で韓国国内の無線ネットワーク通信量の21%が5Gネットワークを使用しているとのこと。
シンクタンク・Strategy AnalyticsのPhil Kendall氏が、2019年初に韓国のキャリア事業者が5Gサービス開始後の同国5G成長状況について紹介しました。
12月現在のデータによれば、韓国の5G端末数は467万、同月31.3万増加。8月以降、毎月の増加数は減少を続けているとのこと。
11月の月間平均データ使用量は、5Gは27.3GB、4Gは9.3GB、3GBは0.16GB、2Gは4MB。5Gは現在、移動通信量の21%を占めているといいます。
同機関によると、韓国3Gネットワークの通信量が大きくなっている主な理由は、韓国の5Gユーザーの多くは「無制限データプラン」を選択していることによるといいます。韓国5Gユーザーの3分の2は無制限プランを選択しており、4Gと3Gユーザーよりもその比率が遥かに高いそうです。韓国5Gユーザーの2019年第4四半期の月間平均消費は33GBとのこと。
韓国の3大モバイル通信キャリアSK Telecom、KT、LG Uplusはいずれも5Gサービスを提供しており、SK Telecomが5G市場シェアで先行しているそうです。
中国「飛象網」は「韓国は長期にわたって一種の技術試験場となっており、これは技術を愛する国民と政府によるイノベーションへの重視による」と指摘。
なお、米国のVerizonやAT&T等の通信キャリアは統計データを公表していないため、米国の5Gモバイル通信網の状況については、現時点では不明とのこと。
韓国が先行している一方で、中国の5G推進も負けてはいないとしています。2019年末自伝で、中国の3大モバイル通信キャリアは50都市で5Gサービスの提供を開始、13万の基地局を設置、既にユーザー数は1,000万を数え、5Gスマホ出荷台数は1,380万台だそうです。
5G回線ユーザーの平均使用量27.3GB、案外少ないなという印象ですが、5G時代に対応した新たなサービスが出てくるのはこれから先なので、今の時点ではこんなもの、ということでしょうか。
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