WDのポータブルSSD、My Passport 2TBレビュー

　HDDで有名なWD（ウェスタンデジタル）が販売するポータブルSSDを去年購入して半年以上利用したのでレビューします。

　昨年夏ごろに購入したのですが、当時は日本国内で2TBのモデルは販売されておらず、米国のAmazon.comで購入しました。当時の価格で299ドル、送料やらいろいろ込で3万8千円ほどでした。

　本体は金属風ですがプラスティック製のようです。下部にはUSB Type-Cポートがあります。

　付属品にはUSB3.1 Gen2対応のUSB Type-C to Cケーブルと、USB Type-CをType-Aに変換するアダプタが付属しますが、こちらはUSB Type-Cの規格違反ですね。

　クレジットカードと比較するとこんなに小さいです。めっちゃコンパクト。持ち運びも楽ちんですね。

　厚さはiPhoneと同じくらい。本当にコンパクトにできています。この大きさで2TB、いい時代になりましたね。

　速度計測を行いました。使用したソフトは「AmorphousDiskMark」と「Blackmagicdesign」。

　先にAmorphousDiskMarkから。読み込み（Read）が521MB/sで書き込み（Write）が500MB/sとほぼほぼ公称値通りの数値を計測できました。

　続いてBlackmagicdesignのDisk Speed Testで計測。こちらでは読み込み（Read）は504MB/s、書き込み（Write）は476.5MB/sとやや低め。

　4Kの動画編集やα7 RⅢのRAW写真編集など様々な用途で使っていましたが、やはりポータブルHDDと違い、動作が軽快です。

　MacBook Pro内蔵SSDからデータ転送するときもこのSSDならサクッと終わりますが、HDDだと何倍もかかります。速いは正義。

　現在では国内でも2TBの販売が開始されており、価格もSSDの下落を受け2万6千円ほどで購入できるようです。