
モニターの上にちょこんと乗せるだけで、手元だけを明るくしてくれるモニターライト。Quntis「アイケアモニターライト(LI-HY-0209-GY)」を提供していただいたのでレビューします。
ライト自体には有線で充電、手元に置くリモコンは単4電池三本。リモコンは上面がタッチパッド兼ダイヤルになっており、机の上に置いても邪魔になりにくいサイズ感です。

ライト本体は全長約52cmのアルミ製バーに、モニター上部を挟み込むクリップが一体化した構造です。
取り付けはクリップでモニターのフチを挟むだけです。クリップの開きは十分あり、一般的なフラットパネルだけでなく、付属補助グリップで1000R〜1800Rクラスの湾曲モニターにも対応するとしています。

装着してみました。いかにもPCアクセサリーというより、オーディオ機器っぽい落ち着いた見た目です。デッドスペースに付け加える形なので、場所を取らない製品だと言えそうです。

部屋の光は暖色なので、「作業中だけ手軽に寒色に変えられればなあ」と思うことがあったので、本機を導入しただけで一気に作業にやる気が出るようになりました。
色温度は約3000〜6500Kの範囲で変更可能。暖色寄りにすると紙の本を読んでいるような落ち着いた雰囲気になり、6500K付近の寒色寄りにすると作業モードのパキッとした白さになります。筆者にとってWindowsっていうのはほぼ作業マシンなんですけど、そのポテンシャルを活かしてたまにゲームなどのエンタメも楽しみますよね。気分の切り替えのためにも良いなと思いました。もっと早く導入しておけばよかったです。
便利すぎる pic.twitter.com/T8fmRW3qHx
— すまほん!! (@sm_hn) November 28, 2025
光源はLEDで、最大出力は5W、全光束は285ルーメン。画面の真下からキーボードまでをしっかり照らすには十分な明るさです。ライトの開口部が手前側に傾いているため、照明は机の天板とキーボード側を中心に落ちるように。写り込みを防ぐ工夫があります。
少し誤算なのが、筆者のメインモニターは42型4Kなので、ライトの位置が高くなりすぎるためか、光がかなり目に入ってきます。このため最大輝度だと、目に負担が高そうだと感じました。ただ、リモコンでは輝度を低めに設定すると、目が辛いなと思うことは減りました。「リモコンで思う存分最大輝度から低輝度まで切り替えてメリハリをつける!」というのは自分の環境では難しそうです。なお、少しだけ映り込みを覚悟でライトの角度を変えて、椅子の高さを最大にすると、目に直接光が入ってくるのを防げました。

あと、周囲の明るさにも光センサー検知である程度連動しているようです。
また、この製品はなんとレーダーセンサーを搭載しているそうです。

右下がレーダー。リモコンはタッチ式
人が約50〜75cmの範囲に近づくと自動点灯し、離れてから5分後(設定で変更可能)に自動消灯するそうです。たぶん周囲に動くものがあるかどうかを検知しています。
筆者の場合、席を離れれば消灯し、近づけば点灯するという具合に正常に動作していて、今のところ好印象です。ちょっと飲み物を取りに行く程度の短い離席ならつけっぱなし、長めに席を離れたときだけ消灯というバランスで、省エネと利便性をうまく両立しているように感じます。ただ、机の前で静止して瞑想したり思索に耽ったりする人は、あまり向かない場合もあるかもしれませんね。
筆者のようにモニターが巨大な場合などは、相性が悪く我慢する部分も出てくるので、あまり積極的にはおすすめできませんが、それ以外の人のうち、机の上を改革して集中したいゲーマーやクリエイター、在宅ワーカーには是非ともおすすめしたい製品です。



















