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【朗報】折りたたみiPhone、案外「安い」かも?との噂浮上

 米メディアMacRumorsは10月13日、アップルが検討中の折りたたみiPhoneについて、量産時のコストが想定より低く抑えられ、予測よりも安い価格になる可能性を伝えました。情報源はMing Chi Kuo氏のレポート。

 要因はヒンジ部品の価格低下で、量産開始時のヒンジASPは70ドル-80ドル(1万0645円から1万2166円)程度と見込まれ、市場が想定してきた100-120ドル以上(1万5207円から1万8248円以上)を下回る見通しです。同氏はコスト低下の主因を素材の置き換えではなく「組立設計の最適化」と、フォックスコンの量産スケールによる影響だと説明しています。

 サプライチェーンでは、フォックスコンが台湾のヒンジ大手Shin Zu Shing(SZS)と合弁を組み、アップル向けヒンジの約65%を受注する見込みで、残る35%は米Amphenolが担う見通しです。フォックスコンがやや大きい持分を持ち「今後の方向性を主導」しているとも伝えられています。

 さらに、アップルの成長著しい製造パートナーであるLuxshare-ICTが2027年以降に追加サプライヤーとして参入し、競争で一段のコスト低下が進む可能性もあるそうです。

 ヒンジは折りたたみ端末の信頼性と耐久性を左右する重要部品で、アップルはステンレス/リキッドメタル/アルミ/チタンフレームなど複数案を検討してきたとされます。アップルはサムスンやファーウェイと競うため小売価格を下げる余地が広がりますし、そうせずに利益率を高める選択肢も考えられます。

 Apple初の折りたたみiPhoneは2026年秋の投入が予想されています。

情報元MacRumorsKuo
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