株式会社メルカリと株式会社メルペイは、フリマアプリ「メルカリ」の売上金を家族や友人に手数料無料で送れる「おくる・もらう」機能を、2020年7月13日より開始すると発表しました。
事前のアンケート調査では、メルカリを売って得た売上金を身近な人に送りたいと回答したのは40%。具体的に送りたい相手としては家族親族が54%、続いて28%が友人知人に送りたいと回答したとのこと。有効回答は2600人。つまり売上金の送金機能は、ユーザーとしては待望の機能となります。
送ることができるのは、メルカリ売上金から購入する有償ポイントとメルペイ残高。友達招待やキャンペーンなどで付与されるポイント無償ポイントを送ることはできないとしています。送れるのは1円から。回数制限や年齢の制限はなく、金額上限が設けられています。1回辺り、残高で10万円。有償ポイントの譲渡は、1か月につき5000ポイントが上限。
金額を指定し、色んなデザインのカードを選択してメッセージを追加、リンクを送信。受取人が友達確認依頼を行った後、アプリで受け取りを承認すると、ポイント送金が完了するとのこと。
日々のちょっとした感謝の気持ちを伝える際や、労いの気持ちを添えてお小遣いを送るなど、友人や家族といった身近な人への送金が可能。メッセージを添えるカードのデザインの種類は24種類。気持ちを乗せて送り合える、ここが送金で先行するPayPayやLINE Payとの差別化ポイントのようです。
暑中見舞いなどのシーズナルカードも。今後カードの種類は拡充予定。これまで送ったカードは、アプリの履歴の項目から見直すことが可能。自分でデザインしたカードや有料デザインについては、現在は検討していないが、ユーザーの声次第では検討するとしています。