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iPhone 12/mini/Pro/Pro Max正式発表。スペック・価格・発売日まとめ

 米Appleは、2020年10月14日午前2時から新型iOSスマートフォン「iPhone 12 シリーズ」を正式発表しました。

iPhone 12 / 12 mini

 エッジはなめらかでフラット。前面も背面も段差がなくアルミニウムフレーム。アンテナ配置も一新。11%薄型化、16%軽量化。セラミックシールド技術によりカバーガラスはさらに強度向上。耐落下性能は4倍に向上。

 全機種、有機ELディスプレイを搭載、生体認証は指紋認証ではなく顔認証(Face ID)。コントラスト比200万対1、460ppi、そしてHDRピーク輝度は1200nitとバケモノレベル。HDR10、HLG、Dolby Visionに対応します。驚異的ですね。

 背面、前面全てのカメラでナイトモードに対応。

 iPhone 12 miniはサイズ5.4インチながら他の仕様はiPhone 12同等。

iPhone 12 Pro / Pro Max

 上位モデルのiPhone 12 Pro / Pro Max。IP68、セラミックシールド対応、4倍頑丈と謳います。

新次元のProカメラ

 iPhone 12 Pro Maxのみ、画素1.7μmに大型化。取り込める光を増やして夜景・低照度撮影能力を強化しています。さらにセンサーごと動かすセンサーシフトによる手ブレ補正にも対応します。最近のミラーレスのボディ内手ブレ補正のような仕組みですね。

 Pro/Pro Maxでは、新規格「Apple ProRAW」に対応。センサーから受け取った光の情報をそのまま保存し後から編集することに長けたRAWデータ。それに高解像/ノイズ除去のDeep Fusion、明暗差合成のSmart HDRといった連続複数枚写真データまでも保存できる「めっちゃ情報量の増えたRAW」がAppleの新規格ProRAWです。APIで他社アプリから呼び出しも可能。

ProVideo

 Dolby Vision 10bit HDR録画に対応。輝度情報までたっぷり情報量を保存しておいて、後から編集もできる。通常、Dolby Visionは、プロ用の機材で撮影した上でPCでの加工工程を経ます。このDolby Vision撮影編集をスマートフォンのみで完結させるという意味不明な凄まじい仕様。XperiaのCineAltraチーム監修Cinemagraphy Proでも衝撃を受けましたが、iPhoneも映画プロ仕様で完全に対抗、これを超える試みをしてきています。

 さらにiPad Proに載ったはいいもののAR用途ばかりだったLiDARが、ついに静止画とビデオ撮影で利用可能に。深度を活かして可能性が広がります。

スペック比較

 iPhone 12/miniの上位互換がPro/Maxといったところ。スペックは以下の通り。

Apple iPhone 12 シリーズ
  12 mini 12 12 Pro 12 Pro Max
OS iOS 14(出荷時)
SoC A14 Bionic
実行メモリ 不明(4GB?) 不明(6GB?)
 ストレージ 64GB / 128GB / 256GB 128GB / 256GB / 512GB
画面 5.4インチ
2340×1080

6.1インチ
2532×1170

6.7インチ
2778×1284
画面仕様 Super Retina XDR 有機EL, 60Hz駆動, 19.5:9
カメラ ・広角 12MP F1.6
・超広角 F2.4 120度
・広角 12MP F1.6
・超広角 F2.4 120度
・光学4倍望遠
・LiDAR
・広角 12MP F1.6 1.7μm センサーシフト光学式手ぶれ補正
・超広角 F2.4 120度
・光学5倍望遠
・LiDAR
    Apple ProRAW
10bit HDR録画
LiDARによる深度情報を用いた静止画/動画撮影
インカメラ 12MP
寸法(mm) 131.5×64.2×7.4 146.7×71.5×7.4 146.7×71.5×7.4 160.8×78.1×7.4
重量 133g 162g 187g 226g
有線充電 Lightning, 最大20W
無線充電 MagSafe最大15W, Qi最大7.5W
電池容量 不明 不明 不明 不明
無線 BT5.0, Wi-Fia/b/g/n/ac, FeliCa 予備電力機能付きエクスプレスカード
SIM デュアルSIM (nanoSIM + eSIM)
5G Sub 6 対応
5G ミリ波 国内非対応
生体認証 Face ID 顔認識

 米国ではiPhone 12 miniからPro Maxに至るまで、全機種ミリ波対応。しかし国内では全機種ミリ波 n257 非対応となります。国内ではまるでエリアがない5Gミリ波非対応なのは残念ながら当然の判断と言ったところでしょうか。

MagSafe対応

 全機種、MagSafeに対応。磁力によりしっかりと固定して充電。ICカードを入れるためのポケットもがっちり装着可能。NFCも配置。

 サードパーティーからも保護ケースなど各種製品が登場予定。

 iPhone 11の時点でワイヤレス逆充電に対応していましたが、一般的な機器に対するワイヤレス逆充電の開放はなし。もし、iPhone 12のMagSafeから仮に電力供給などするようにして、もっと本格的な拡張モジュールを開発できるようになれば面白いと思うんですけどね。今後の展開に期待でしょうか。

同梱物

 EarPodsや電源アダプターは同梱されず、付属品はLightningケーブルのみ。

色展開

 iPhone 12 / 12 miniは、Blue, Black, White, Green, Redの5色展開。

 iPhone 12 Pro / 12 Pro Maxは、Graphite, Gold, Pacific Blue, Silverの4色展開。

価格

 価格は以下の通り。

  • 12 Mini:$699(税別7万4800円)から
  • 12:$799(税別8万5800円)から
  • 12 Pro:$999(税別10万6800円)から
  • 12 Pro Max:$1099(税別11万7800円)から

発売日

 NTTドコモ、KDDI、SoftBankの大手携帯三社は、「iPhone12 / 12 mini / 12 Pro / 12 Pro Max」の取り扱いを正式発表しました。

 「iPhone 12 / 12 Pro」は10月16日午後9時から予約受付開始、10月23日発売。

 「iPhone 12 mini / 12 Pro Max」は11月6日予約受付開始、11月13日発売。

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10月15日訂正・追記:Apple ProRAWで扱える情報を修正。各キャリア発売日を追記。

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