未発表機種のリーク情報を仕入れていち早く3Dレンダリングを作成、その再現度に定評のある海外有名リーカーOnLeaksことSteve Hemmerstoffer氏は、Sonyの次期フラッグシップスマートフォン「Xperia 1 III」のレンダリング画像を公開しました。
ガラスリアパネルとフラットな金属側面など従来のデザインを継承しつつ、寸法は高さ161.6mm、幅67.3mm、厚み8.4mmと小型化、高さはXperia 1IIと5IIの中間、幅だけで言えば5IIの68mmをわずかに下回るといいます。画面サイズは特に変更はなく、6.5インチ21:9 CinemaWide 4K HDR 有機ELディスプレイとのこと。画面サイズ変更ではなく、ベゼルレス化によってスリムアップを達成するということなのでしょうか?
ちなみに厚みだけは8.4mmと若干厚くなっていますが、Xperia 5 IIが放熱性を高めたのと同様、Xperia 1 IIIも同様に放熱性等を優先するのでしょうか。この点についてはSteve Hemmerstoffer氏は言及していません。
また、カメラ突起部分は9.6mmと、これも若干厚くなっています。トリプルレンズカメラ+3D iToFセンサー、ZEISS Tスターコーティング。詳しい構成は不明ですが、注目すべきは望遠カメラ部分。明らかに従来とは異なります。
あくまで公式画像の漏洩ではなく、仕入れた情報から3Dレンダリングを作成してのリークということではありますが、Steve Hemmerstoffer氏曰く、望遠はペリスコープ(潜望鏡型)とのこと。
Xperia 1はメインカメラのみSony製、Xperia 1 IIはメインカメラと超広角がSony製となっていました。
弊誌のXperia 1 IIのレビュー記事を御覧いただけると分かる通り、メインの24mm 1/1.7型Sonyセンサーは素晴らしい描写力と現像耐性を誇る一方、望遠70mmはかなりショボいので、その落差に驚きます。確かに「写真作品を作る」という観点ではスマホの望遠倍率競争自体が無価値に近いですが、そうは言っても現に望遠はスマホカメラのトレンドでもあり、実際のところ望遠鏡的に利用できて楽しくはあるので、ここをテコ入れしてくるのは妥当なところ。
通信はもちろん5G対応、microSDXCカードにも対応、電源ボタン内蔵指紋認証センサー、デュアルフロントスピーカー、ショートカットキー、シャッターキーを備えます。Xperia 1 IIから音質にテコ入れの入った3.5mmイヤホンジャックも引き続き搭載。
Xperia 1 IIは2020年6月に発売されました。例年通りであれば、夏モデルとしての登場が期待されます。
ソニーストアでSIMフリーXperiaを買う [AD] |
Sony Store |
Xperia 1 III 潜望鏡型カメラ採用
— 📱すまほん!!🌤️5G📶 (@sm_hn) January 28, 2021