中国中央電視台によると、新型コロナの影響で人と人の接触が減少し、オンラインショッピング需要が増大したことで、韓国国内各地のスマホショップの経営状況が悪化し、実体店舗の一部で「スマート化」が進んでいるとのこと。
中国中央電視台の特派員がこのほどソウル初の24時間営業の「AI店舗」を取材したところによれば、スマホ新製品展示エリアでは人気スマホ20機種以上が比較でき、製品データやカメラの作例も壁面にリアルタイムで表示されるそうです。
スマホ自動販売エリアでは、消費者が自分でモデルを検索し、色、容量、割賦と通信プランを選択、「開通」ボタンを押してクレジットカードで決済すると、取り出し口からスマホが出てきて、購入にかかる時間は全部合わせても数分間だといいます。
なお、データによると、韓国のスマホショップは最盛期の2014年に2万件を数えたのが1.2万件前後まで減少、関連従業員数も半分以下まで減っており、実体店舗の衰退を挽回するために、韓国の3大通信キャリアは「スマート化」された直営店サービスを開始したとのこと。
一回の契約に大行列して小一時間はかかる日本のキャリアショップを思うと、日本でも自動化すればいいのにと単純に感じてしまいますが、そうすると固定回線だのウォーターサーバーだの、はたまた高額料金プランが売れなくなって……なんでもありません。