アフリカにて絶大なシェアを誇る中国スマホメーカーの中国伝音科技は、ミドルクラススマホ「TECNO CAMON 18 Premier」を発表しました。SoCの性能はあまり良いものではないものの、SoC以外のスペックはかなり良好です。
TECNO CAMON 18 PrimerはSoCにMediaTek Helio G96を採用。Helio G96はrealme 8iにも採用されており、Realmeが公開したAnTuTuベンチマークでは35万点を記録しています。メモリは8GB、ストレージは256GBのそれぞれ一種類のみ。
ディスプレイは6.7インチの有機ELフルHD+(2400×1080)、リフレッシュレートは120Hz。カメラはかなり強力に仕上がっており、6400万画素+1200万画素+800万画素の三眼構成。うち1200万画素のものはジンバルを内蔵しており、また800万画素のカメラは最大60倍ズームが可能なペリスコープカメラとなっています。
インカメラは3200万画素で画面側にもフラッシュを備えます。どの程度の価格となるのか不明瞭ですが、ハイエンドスマホ並みのカメラスペックを誇るようです。
バッテリーは4750mAhで急速充電は33WでNFCに対応。本体色はOcean MoonlightとSummer Breezeの二色。先述した通り価格はまだ公開されていませんが、参考程度に先代にあたるCAMON 17 ProはインドのAmazonで16999ルピーで販売されており、この価格から大きく逸れることはなさそう。
中国伝音科技は、競争の激しい中国市場には手も付けず、アフリカ向けにローカライズを施した機種を販売。現在もアフリカをはじめとした発展途上国に広く展開しています。
OS | HiOS (Andrdoid 11) |
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SoC | MediaTek Helio G96 |
メモリ | 8GB |
容量 | 256GB |
画面 | 6.7型 (2400×1080),有機EL,120Hz |
カメラ | 6400万+1200万ジンバル内蔵+800万画素60倍ペリスコープ |
インカメラ | 3200万画素 |
電池 | 4750mAh,33W |
寸法 | 163.8×75.85×8.15mm |
その他 | NFC |