禁輸ファーウェイ新機種「Nova 9」、独立したはずの「Honor 50」に酷似…… すまほん!!

 Huaweiはミドルハイスマホの「HUAWEI Nova 9」をグローバルにて発表しました。Huaweiはnova 9を若い世代向けのフラッグシップスマホとして定義しているようですが、猛威を振るっていたころのコスパは見る影もなくなってしまいました。

 HUAWEI nova 9は一か月ほど前にHUAWEI nova 9 Proとともに中国で発表されており、今回それがグローバル版として発表された形となります。中国版ではHarmony OSを搭載していますが、今回のグローバル版ではAndroid OS、EMUI 12を採用。Google関連のサービスが使えないことは相変わらず。

 SoCにSnapdragon 778Gを搭載していますが、米国の輸出規制に関連して5Gには非対応。メモリは8GB、ストレージは256GB。ディスプレイは6.57インチのフルHD+(2340×1080)の有機ELでリフレッシュレートは120Hz、10億色の表示に対応しています。 

 カメラはRYYBセンサーを採用した5000万画素+800万画素超広角+200万画素深度測定+200万画素マクロの4眼構成。インカメラは3200万画素で一般的なパンチホール型を採用しています。

 バッテリーは4300mAhで66Wの充電に対応。38分で満充電が可能としていますが、先日日本投入が発表されたXiaomi 11Tは5000mAhで67W充電対応ながら36分で満充電としています。ただしこちらは重量が175gとこのサイズのスマホとしてはやや軽めとなっています。

 本体デザインは、独立したはずのHonorのハイエンドスマホ「Honor 50」と酷似どころかほとんど同一で、スペックでもSnapdragon 778Gや4300mAhのバッテリーに66W充電という点までもが共通しており、相違点はHonor 50が1億800万画素のカメラを搭載しているしている程度。

honor 50

 本体色はStarry BlueとCrush Green、Blackの三色。

 価格はドイツのamazon.deにて8/128GBモデルが499ユーロ(6万6000円)となっています。ヨーロッパの非常に高い付加価値税を考慮しても、競合と戦うには不安が残りそうです。

 以下、HUAWEI nova 9とHonor 50のスペック比較表。別会社とすることで米政府の制裁を回避しているので、これを米共和党議員に送りつけたらイラつかせて大変なことになってしまいそうです。多くの場合スマホの開発には1年以上はかかるものなので、11ヶ月前のHonor独立の時には仕様が固まっていた機種をそれぞれがほとんどそのまま仕上げてきた形なのかもしれません。

  HUAWEI nova 9 Honor 50
OS EMUI 12(中国版:Harmony OS 2.0) Magic UI 4.2 (GMS利用可能)
SoC Snapdragon 778G Snapdragon 778G(5G利用可能)
メモリ 8GB 6/8/12GB
容量 128/256GB 128/256GB
画面 6.57型 (2340×1080) 有機EL,10bit表示,120Hz 6.57型 (2340×1080) 有機EL,10bit表示,120Hz
カメラ 5000+800+200+200万画素 1億800万+800+200+200万画素
インカメラ 3200万画素 3200万画素
電池 4300mAh,66W 4300mAh,66W
寸法 160 x 73.7 x 7.8 mm,175g 160 x 73.7 x 7.8 mm,175g
5G 非対応 Sub6(n1/n5/n8/n41/n77/n78)
LTE 1/2/3/4/5/7/8/12/17/18/19/20/26
/28/66/34/38/39/40/41(uk)
1 / 2 / 3 / 4 / 5 / 8 / 18 / 19 / 26
本体色 緑/黒/青 黒/白/シルバー/オレンジ
その他 画面下指紋認証,NFC 画面下指紋認証,NFC

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