Huaweiは本日10時、「口紅イヤホン」など日本向けに新製品を多数発表しました。
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FreeBuds Lipstick
完全ワイヤレスイヤホン最新作「FreeBuds Lipstick」。その名の通り口紅そっくりのデザインとなっています。
高級感あるケースの中には赤い開放型イヤホン本体。夏に発売済みのFreeBuds 4をベースとしたもので、開放型ながら最大-25dBのアクティブノイズキャンセリングを搭載。筆者も購入し、快適な装着感やマルチ接続に満足しています(レビュー)。ただ、短いバッテリー持ちが欠点。
パッケージも高級感バツグンなので、プレゼントにしたら喜ばれそうです。
価格はFreeBuds 4より2700円高い2万1780円。2つセットで買うと合計額から4360円引きという意味の分からないキャンペーンを公式サイトで開催しているので、やはりプレゼントを想定しているのかも知れません。
MateView GT
34インチ Standard Edition
秋に発売され、価格が安いと話題になっていたウルトラワイドゲーミングモニターMateView GT 34インチの、光るサウンドバーが無い新モデルです。「SE」と略すようですが、サウンドバー付きモデルは「Sound Edition」になっているのでどっちがどっちか分からなくなります。
サウンドバーが無い以外は従来の34インチ版と同じかと思いきや、USB Type-C接続ができなくなっていたり、HDMIが1つ減っていたり、3.5mmヘッドホンジャックが無くなっていたりして細かな違いがあるので注意が必要です。
解像度3440×1440、リフレッシュレート165Hz、アスペクト比21:9などディスプレイの使用は同じ。それでいて価格は6万2800円と約3000円安くなっています。サウンドバー不要で安く買いたい人にとってはありがたいですね。
なお、Amazon限定だったSound Editionと違ってHUAWEI STORE限定で販売されます。
27インチ Standard Edition
ウルトラワイドではない27インチ版が登場。やはり売れ行きが好調なのでしょうか。
ワイドではありませんが1500Rの曲面で、解像度は2560×1440。リフレッシュレート165HzのVA液晶となっています。光るサウンドバーは本製品にはありません。VESAマウント対応なのでモニターアームに取り付けて使うこともできます。
価格は4万9980円で、こちらは相場より高めの印象を受けます。AmazonでもHUAWEI STOREでも購入可能です。
HUAWEI Scale 3
久しぶりのスマート体組成計(体重計)新モデル「HUAWEI Scale 3」も登場。体重、BMI、体脂肪率、除脂肪体重、骨格筋量、体内水分率、タンパク質、骨ミネラル量、内臓脂肪、基礎代謝量、心拍数の11項目の測定に対応します。
BluetoothとWi-Fi両方に対応するので、アプリを開かなくても測定ができます。自動的にユーザーを識別しアプリに記録されるので、家族で共用可能です。「ゲストモード」搭載で、ゲストが測定後自動的にデータが削除されるので安心。
HUAWEI Bluetooth Mouse(第2世代)
シンプルなBluetoothマウスの第2世代。新色「サクラピンク」「オリーブグリーン」の2種類から選べます。
底面に接続切り替えボタンがあり、最大3端末に同時接続し簡単に切り替えて使えます。どの端末に接続しているのか確認できるインジケーターもあります。また、MateBookではポップアップ接続にも対応。
単3アルカリ乾電池1本で駆動し、非ガラス表面で12ヶ月、ガラス表面で8ヶ月のバッテリー持ちを公称しています。価格は3980円。
HUAWEI Ultrathin Keyboard
その名の通り極薄で静音設計となっているBluetoothキーボード。落ち着いたスペースグレーとオリーブグリーンの2色。
US配列のみという点には注意が必要。日本で発売するならJIS配列も用意すべきだったと思います。横305mm x 縦111mm x 厚さ14mmで、重さは約320g。こちらはUSB Type-Cでの充電式となっていて、最大12ヶ月のバッテリー持ち。
F8〜F10が接続切り替えキーにもなっていて、最大3端末に同時接続し簡単に切り替えて使えます。価格は1万800円と結構高めに感じます。
その他
Huaweiは他にも、スマートウォッチ3つ「HUAWEI WATCH GT 3」「HUAWEI WATCH GT Runner」「HUAWEI WATCH FIT mini」を発表しています。
また、タブレット「MatePad T10s」の実行メモリ4GB・内蔵ストレージ64GBモデルや、リュック「HUAWEI Classic Backpack」の2021年モデル(ミッドナイトブラックとオリーブグリーンの2色)も発表しています。
FreeBuds Lipstickは一部の国・地域限定で販売するのだろうと思っていましたが、他の製品同様に世界的に販売するようです。まさか本当に日本でも購入可能になるとは思っていませんでした。また、今回のゲーミングモニターの新製品やこの前発売されたゲーミングマウス等、ゲーミングデバイス市場にも本格的に進出しているようです。色々と模索している様子が伝わってきます。
今回の新製品のほとんどはAmazonを始めとした多くのECサイト等で取り扱われます。発売記念クーポンが発行されていて安くなっているものもあるので、早めの購入がおすすめです。