Huaweiは11月17日に中国で新製品発表会を開催することを予告しました。合わせて、新型HUAWEI MateBook Eのティザー画像を公開。
過去のMateBook E同様、Windowsを搭載しタブレットとノートパソコンという2通りの使い方ができる製品となっているようです。
2017年のMateBook Eは日本でも発売されました。12インチのタッチパネルを搭載し、キーボードの着脱が可能。専用スタイラスペン「MatePen」にも対応する、Surfaceのような製品でした。
海外で2019年モデルが発売されたのを最後に2年以上新モデルは登場せず、一部タッチパネルを搭載するものの通常のノートPCであるMateBookが続いていました。
ティザー画像を加工し2021年モデルをよく見てみると、キーボードと本体の接地面はiPadやMatePadのように全面になっていることがわかります。カメラ用の穴が空いているため背面カメラも搭載しているようです。MatePadと違うのはトラックパッドも搭載されている点。
手前にはMatePad用の第2世代M-Pencilによく似たスタイラスペンが置かれています。MatePadのように本体上部にくっつくのかも知れません。
また、ディスプレイはWindowsパソコンとしては稀な角丸でかなりのベゼルレス。最近流行りのノッチやパンチホールも見当たりません。かといって現行のMateBookのようにキーボード側にポップアップ式インカメラを搭載しているわけでもなさそうなので、極細ベゼルにインカメラを埋め込むことができたのでしょうか。
2017年モデルでは側面に指紋認証センサーが搭載されていました。2021年モデルはどうかと思って見ると、確証は持てませんが搭載されているように見えます。MatePadは顔認証しかなく不便だったので、これは是非MatePadにも採用して欲しいですね。
このように、MatePadにまさにそのままWindowsを搭載したように見えます。ちなみにHuaweiがWindows 11を搭載するのは今回が初です(既存製品のアップデートは対応)。Windows 10よりもさらにタブレット用途が強化されたタイミングでの復活とも捉えられます。
また、2017年モデルは第7世代Core m3+実行メモリ4GB+ストレージ128GBまたは第7世代Core i5+実行メモリ8GB+ストレージ256GBという若干頼りないスペックの選択肢しかなかったため、今回は性能強化も期待したいところです。
今回の発表会では、すでに先月ヨーロッパで発表されたHUAWEI WATCH GT 3シリーズやFreeBuds Lipstick等も中国向けに改めて発表されるとみられます。