UMPCではなく13型タブ。ONE-NETBOOK T1発表 すまほん!!

 中国深圳のOne-Netbook Technologyは、13インチの画面を備えるタブレットPC「ONE-NETBOOK T1」を発表しました。すでにIndiegogoにてクラウドファンディングの募集が始まっているほか、同社の正規代理店であるテックワンがクラウドファンディング終了後に販売開始予定。

 ONE-NETBOOK T1は、キーボードを取り外すことでタブレットのように使える、いわゆるデタッチャブル型に属すモバイルPC。積極的に取り組んでいるブランドはMicrosoftのSurfaceシリーズ程度で、高性能なモデルはASUSのゲーミングノートPCである「ROG Flow Z13」以外にはほとんど見つかりません。

 One-Netbook Technologyは小柄で持ち運びが非常に容易なUMPCや携帯ゲーム機を得意とするメーカーですが、ONE-NETBOOK T1は一般的なサイズである13インチディスプレイを採用。そういった点で、上記のSurfaceシリーズとかなり競合する製品となりそうです。

 本体はアルミ合金の一枚板から製造しているとアピールされており、それなりに高級感が感じられます。本体色はシルバーとグレーの二色で、背面のブラケットにより178°まで自立可能で、製図版としても利用できるとしています。

 CPUは、Intelの「Pentium Gold 8505」と第12世代Coreシリーズの高性能グレード、「Core i5-1240P」および「Core i7-1260P」から選択可能。

 最上位のCore i7-1260Pは、高性能なPコアを4基、電力効率に優れるEコアを8基搭載し、合わせて12コア16スレッドのCPU。内蔵グラフィックのXe Graphics は96基の実行コアを備え、設定次第では重量級のゲームもプレイ可能となっています。

 メモリはCPUによって固定で、Pentium 8505が8GB、i5-1240P/i7-1260Pが16GB。ストレージはそれぞれ、256GB・512GB・1TB/2TB(選択可能)と選択肢は潤沢。

 ディスプレイは13インチの液晶で、解像度は2160×1440で解像度は3:2。sRGB100%を実現しているとしており、鮮明な表現が期待できます。

 また、もはや当然ではありますが10点タッチと4096段階の筆圧検知に対応。別売りのペンでノートが取れます。

 インターフェースはUSB Type-Cが1つ、USB Type-Aが2つ、3.5mmイヤホンジャックとミニHDMI、Microsdカードスロットなどを備えており、スピーカーは本体左右に配置されステレオ、また本体下部のポゴピンで純正キーボードとの接続が可能。

 バッテリーは12000mAhとかなり心許ないものですが、65WまでのUSB-PDに対応しており、様々な充電器を用いることができるために使い勝手はよさそう。

 カメラは前面に単眼、200万画素・1080Pでの撮影に対応。そのほかWi-Fi 6/BT 5に対応し、Windows 11をプリインストール。本体寸法は306×217×9.8mmで、重量は1kgを切り975g。

 オプションに純正キーボード、4096段階のスタイラスペン、キャリーバッグが用意されており、価格はそれぞれ59ドル、39ドル、29ドル。キーボードはほぼ必須ではあるので、欲を言えば同梱してほしかったところ。

 クラファンサイトのIndiegogoでの価格は以下の通り、最廉価モデルで8万円から、最上位モデルで16万円から。

 決して安くはありませんが、Surface Proといった競合製品と比較すると確実にコスパは優れています。そもそも競合するデバイスがほとんどない分野であることは否めませんが、同社の参入により少しでも活気づいてほしいところ。

  ONE-NETBOOK T1
OS Windows 11
CPU Pentium 8505
1×Pコア
4×Eコア
Core i5-1240P
4×Pコア
8×Eコア
Core i7-1260P
最大4.7GHz
4×Pコア
8×Eコア
メモリ 8GB 16GB
容量 256GB 512GB 1TB / 2TB
画面 13型IPS液晶(2160×1440) 3:2
10点マルチタッチ、ペン対応
インカメラ 200万画素
電池 12000mAh
65Wアダプタ利用で1.5時間で50%
寸法 306×217×9.8mm,975g
その他 Wi-Fi 6,ポゴピンによるキーボード接続