モトローラは、世界初を飾った縦折り式折り畳みスマホ「Motorola Razr」の3世代目にあたるデバイスを開発しているという噂がたびたび伝えられていましたが、ようやく公式にデザインなどが発表されました。
モトローラの親会社であるLenovoのモバイル部門の幹部であるChen Jin氏がWeiboに投稿。イベントの様相を投稿したものですが、これまでのリークを裏付け、かなりフラットなデザインに仕上がっていることが確認できます。
初代Motorola Razrやその5G対応版のRazr 5Gでは、携帯電話時代の名機であるRAZRをリスペクトした、「あご」のような部分が特徴的でしたが、Razr 2022では省かれ、Galaxy Z Flip3のようなフォルムとなっています。
また、ティザー映像も投稿されています。全体的に暗くその全貌はわかりにくいですが、デュアルカメラを搭載していることやGalaxyよろしくベゼルに彫られたモトローラロゴ、上面に比較的大画面なサブディスプレイが備わっていること、またアナログ時計ライクなUIを表示できることなどが読み取れます。
その他の情報は公式から出されていないようですが、数码闲聊站氏のリークによると、カメラは5000万画素と1300万画素、Snapdragon 8+ Gen1を搭載するもののバッテリー容量は2800mAhとごく少なくなっているようです。ただでさえ少ないバッテリーに加え、Snapdragon 7シリーズを搭載していた先代から性能は大きく飛躍する一方、電池持ちに懸念が生じそう、といったところでしょうか。
発表日や価格などは告知されておらず、また日本投入の是非などは不明。続報を楽しみに待ちたいところです。