米Logitechと中国Tencentが協業し、携帯型クラウドゲーム機を開発していることがわかりました。8月4日、Logitech公式ブログにて発表されています。
Tencentは、2019年に任天堂と提携してNintendo Switchを中国進出させたり、2020年には「携帯型PCコンソール」の特許を出願したりと、精力的に活動を続けていました。今考えると、今回の開発に向けて着々と準備を進めていたようにも思われます。
気になる対象クラウドゲームサービスですが、Logitechは今回の発表の中で「Xbox Cloud Gaming」及び「Nvidia Geforce now」と協力していることを明らかにしています。これら2つのサービスのサポートはほぼ確実と言えそう。そのほかについてはまだ不明です。
なお、現時点ではクラウド状でのゲームにしか言及されておらず、Nitendo SwitchやSteam Deckのようにローカル環境でも遊べるハードになるかどうかはわかっていません。
ちなみに同じ携帯型ゲーム機器として注目を集めている「Steam Deck」は、Steamでゲームを遊べる性能を備えて国内で約6万円からの販売でした。今回の開発機がクラウドサービス全振りなら、そこまでスペックが要求されないことから価格面も期待できるのではないでしょうか。
携帯機ということもあり、サイズや重量、バッテリー容量なども気になるところですね。今後の情報を待ちましょう。