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噂:Meta Quest 3がリークされる。より薄いパンケーキレンズ搭載、充電ドック用端子も?

 Metaは10月にハイエンドのスタンドアロンVRヘッドセットである「Meta Quest Pro」を発表する予定ですが、無印モデルとなる「Meta Quest 3」の一部スペックがリークされたようです。

 Android Centralによると、Meta Quest 3の大まかなデザインはすでに実機写真が投稿されているMeta Quest Proと似ているものになるとのこと。CADデータを確認すると、ヘッドセットの薄型軽量化に一役買うパンケーキレンズを用いているようで、Meta Quest 2より明確に薄いことが読み取れます。

 カメラやセンサー類は明らかに増加しており、また充電ドックに用いられるであろう端子も確認できます。現行Meta Quest 2はそういった方式での充電に非対応であったため、無理やり対応させるアクセサリーも販売されていました。

 また、Meta Quest Proと異なり、アイトラッキングやフェイストラッキングといった機能を一切備えていないとしています。Meta Quest 2が担っていたVRヘッドセット入門機としての立場を継承するのであれば、確かに不要かもしれません。

 多くのVRヘッドセットは装着のわずらわしさをなくすため、ホイールで締め付けを調整できる機構を用意していますが、Meta Quest 3は現行に続き非対応で、布製ストラップが付属しているようです。こういった点でコストを抑えているのでしょうか。

 機能面では、Metaが取り組んでいる「Project Razor」に対応する点が挙げられています。同プロジェクトは、StadiaやGeForce Nowといったサービスと同様に、VRゲームの処理をクラウドで行うもの。VRゲームでは映像遅延や画質の粗さが体験に大きく響くため、求められるスペックはGeForce Nowなどと比べさらに大きくなりそうです。

 Meta Quest 3関連のリークは多くなく、またザッカーバーグCEOは「2022年はMeta Quest 2の後継は出ない」旨の発言をしているため、まだ仕様が固まっていない可能性もありそうです。一方で、まもなく発表されるMeta Quest Proはホテルに置き忘れられたことから実機写真が出回っており、その機能性をある程度推測できます。

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