iPhone XRベースの外観になると噂されていた「iPhone SE(第4世代)」ですが、開発がキャンセルまたは延期されたかもしれないようです。GSMArenaが伝えました。
Appleの未発表新製品の予測に長けたアナリストのMing-Chi Kuo氏の分析によれば、iPhone 13 miniやSE3、14 Plusなど、iPhoneとしては低~中価格帯に位置するモデルの売り上げが芳しくないことにより、AppleはiPhone SE4の量産計画をキャンセルないしは延期する可能性が高いとしています。
また、iPhone SE4は筐体をiPhone 8ベースのSE2/SE3からiPhone XRベースに変更し、ついにホームボタンを廃止、高い画面占有率を実現すると伝えられていましたが、これに伴いコストや価格も上昇するという懸念があるようで、AppleはSEシリーズの立ち位置を再考する必要があるとしています。
同氏は、不必要な新製品の開発費を削減することは、2023年の世界的な景気後退を乗り切るためにも役立つと述べています。とはいえ日本ではiPhone SE2が非常に大きなシェアを握っているあたり、同様のポジションの端末がなくなる、ということは想像しづらい状況ではあります。